自分の助言集をつくる
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病気の診断を受け、これからの人生設計についていろいろな不安が胸をよぎっていらっしゃることかと思います。
特に子どものことについては、妊娠や出産のことはもちろん、子どもの成長を見守ることができるかどうかを含めて、お気がかりな点は多いことでしょう。
がんの治療は妊娠や出産に影響することもあります。
将来、妊娠や出産を予定している場合には、かならず担当医にその意思を伝えておきましょう。また、治療方針について説明を受ける際には、妊娠や出産に具体的にどのような影響が及ぶのか、事前にしっかりと確認するようにしましょう。
また、妊娠していると、がんを治療する上で特別な配慮が必要になってくることがあります。治療に際して、もし妊娠がわかっていたり、妊娠の可能性があったりする場合には、担当医に伝えるようにしてください。
将来のことについては、治療の方針が決まればある程度は見通しがつく部分もありますが、病気の性質もあり、先のことについて断言することは難しい場合がほとんどです。
大切なことは、“たとえつらい状況になったとしても、この人は私を支えてくれる”という人を自分のそばに見つけておくことだと思います。家族、友人、病院のスタッフなど、探してみれば、きっとそんな人が見つかるはずです。あなたは一人ではありません。
あなたを支えてくれる人の存在を感じながら、日々の生活を一歩一歩積み重ねていくことで、少しずつ見えてくることもあるはずです。時には気持ちのガス抜きをしたりしながら、あせらずゆっくり進んでいきましょう。
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