自分の助言集をつくる
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がんと診断された時は、ショックや動揺と共に様々な思いが頭をよぎります。病気、今後の自分・家族・仕事・生活など、いろいろなことが心配になり、不安になり、その一方で何からどう手をつけたらよいのか、どう解決したらよいのか、わからないことがあります。
特に、自分の愛する家族への思いは、とてもつらいものがあるのだと思います。しかし、家族というのは、誰か一人がすべてを支え、すべてを補うわけではありません。家族というのは、お互いが助け合って生活しています。普段は、経済的な面を支える一家の主である人が中心のようにみえますが、家族内のことや近隣との関係を調整し、家事を行う人とそれぞれ大事な役割をもっています。小さなお子さんでさえ、元気をわけてくれるなどの役割があると思います。
ご家族の中で、お互いがいろいろな場面でぶつかり合ったり助け合ったり、支えあったりするものです。問題を一人で抱え込まず、今解決すべき問題はどれか、まずは何をすべきかを考え、家族とよく話し合い決めていくことが大事だと思います。
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