「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

悩み

昨年、不整脈から一過性の脳梗塞を併発し、血圧のことで毎日悩んでいる。7種類もの薬を飲まなければならない現況に困惑している。
1 件の体験者の声があります。

助言

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【医師の指示に従って】

血圧をコントロールすることで、脳や心臓、血管の病気を防ぐことができると言われており、医師から生活習慣の改善や薬の服用の指示があったと思います。
血圧は、運動したり、精神的に緊張したりすると上がり、安静にしてリラックスすると下がるといったように、生活のなかで変動しています。
血圧を指摘されて間もない頃は特に“どのくらいの範囲ならよいのか、気にすることが逆に血圧を上げているのではないか” と感じておられるかもしれません。

規則正しい生活、つまり、適度な運動、バランスの取れた食事、リラックスする時間をもつといったことは、病気の有無や種類にかかわらず大切です。自身でコントロールできる生活習慣と、それにともなう体内部の変化が、両方つかめてくれば、よい状況をつくりだしやすくなります。
生活の様子を医師に具体的に伝えると、より的確な助言がもらえると思います。疑問点は医師に相談し、指示に従うようにしましょう。治療の効果がみられ血圧が落ち着いてくれば、薬を変更したり、量を減らしたりすることが可能な場合もあります。


 

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