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排ガスは、食事の食べ方、食品や生活習慣などにより個人差があります。空気を飲み込みやすい食べ方をすると、ガスが出やすくなります。ガスの80%くらいが食べるときに飲み込んだ空気といわれています。
◎食べ方
○おしゃべりをしながら食べ物をかんだりすするのはやめましょう。
◎排ガスが出やすくなる食品を控えてみましょう。
○ガスが出やすい食品
野菜類:大根、かぶ、ごぼう、山芋、さつまいも、カリフラワー、キャベツ、豆類、ネギ、くり
魚肉:えび、かに、豚肉
その他:ラーメン、炭酸飲料、
○ガスの発生を抑える効果がある食品
ヨーグルト、乳酸飲料、パセリ、レモン
◎ガス発生時の音や臭いを抑える方法
○消臭パッドをあてる
○ストーマが左側の人は左手首を、右側の人は右手首をストーマの上にそっとおくと、音は手首から上に向かって発散します。
○ガス抜きフィルターのついたパウチを用いる
脱臭剤付きの通気穴があり、そこから徐々に外に出ます。ただし、フィルターが便でめづまりしたり、ガスとともににおいがもれたりします。めづまりしたら交換しましょう。においが気になる人はフィルターなしのパウチの方がよいかもしれません。
◎においが強い食品とにおいが消える食品
○においが発生する食品
タマネギ、ネギ、ピーナッツや木の実、香りの強いチーズ、卵、かに、えび、貝など
○においが消える食品
パセリ、オレンジジュース、レモン、ヨーグルトなど
○消臭健康食品
食後に数粒飲むことで、便やガスのにおいをおさえるもので粒状やゼリー状のものがあります。
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