悩み

毎日からだに痛みを感じている。
1 件の体験者の声があります。

助言

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【あなたの痛みがわかるのは、あなただけです】

からだの痛みを日々感じている、というあなたの状態は、本当につらいものだと思います。
最初に確認させて頂きますが、あなたの担当医には、痛みについて、あなたの方からきちんと伝えてあるでしょうか。
大切なのは、あなたの方から伝える、という姿勢です。
“先生は専門家なんだから、察してくれているはず”、“痛むかどうかが重要なら、先生の方から聞いてくれるはず”とがまんするのではなく、あなたの方から積極的に、担当医に伝えてください。
あなたの痛みが正確にわかるのは、あなただけなのです。
痛みは体やこころからの大切なメッセージでもあります。痛みを感じた時には、担当医にできるだけ早めに伝えるようにしていきましょう。


 
【自分で痛みを評価して人に伝える】

痛みのつらさは、本人でなくてはわかりにくいものです。痛みの治療の第一歩は、あなた自身が痛みを評価して、医療者に伝えることです。
ただ、痛みは主観的な感覚なので、ほかの人にわかりやすく表現するのがなかなか難しいことも事実です。
そんな時には、次のように整理しながら話すと、相手に伝わりやすくなります。箇条書きのメモを作っておいて、診察に持参したり、担当医に手渡したりするのもよいでしょう。

○ 『どういうときに痛みが強くなるのか』
○ 『どのあたりが痛むのか』、『言葉で表現するとどういう痛みなのか』(きりきり、ずきんずきん、ずしーんなど)、『痛み止めを使っているとしたらその効果はどうなのか』
○ 『どのくらいの強さで痛むのか』(「全く痛くない」を「0」とし、「耐えられない程痛い」を「10」とした場合、数字でいくつと表現できるか)
○ 『日常生活で困っていることは何か』


 
【痛みをがまんする必要はない】

『がまん強さ』は美徳のひとつと見なされてきたため、痛みについても、“この程度の痛みはがまんしないと”と思い込んでいる患者さんが多いようです。
しかし、痛みをがまんすることは、大きなストレスになるだけでなく、体やこころの疲労の原因になります。
“痛み止めを使うと病気の治りが遅くなる”というのは、根拠がない通説です。
痛みを軽くしたり、抑えたりする医療は、近年目覚ましく発展しています。医療者の痛みに対する考え方も、大きく変化しています。
入院中や外来での診察時には、医師や看護師が「痛みはどうですか?」とたずねることもあるはずです。痛みについて聞かれたときには、自分が感じていることを、正直に、ありのままに伝えましょう。
また、繰り返しになりますが、医療者から聞かれるのを待つのではなく、痛い時には、あなたの方からそのことを伝えるようにしましょう。“病気なんだからしょうがない”、“病気を治すんだからしょうがない”という古い考え方は、忘れるようにしましょう。


 

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