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唾液腺の付近に放射線治療を受けた場合、唾液腺が萎縮して、唾液の減少、濃い粘着性の唾液、口の中の乾燥がみられることがあります。
夜間、口の中に湿り気を与える方法としては、水分を摂るほか、加湿器などを使うとよいでしょう。湿り気のあるマスクも市販されていますが、毎日使用するには費用がかかるのが難点です。
人工唾液、保湿剤配合の洗口液について、担当医または歯科医師に相談してみて下さい。
口の中には、もともとたくさんの雑菌(細菌)が存在します。本来なら、唾液が自然と口の中をきれいにしてくれたり、歯磨きやうがいで口やのどをきれいにしたりしています。
しかし、治療により唾液が出にくくなったり、口の中やのどの粘膜がただれて痛み、歯磨きが十分にできなくなったりすると、口の中の雑菌が増え、感染を起こすことがあります。食事の前後にうがいや歯磨きをし、口の中をいつもきれいに保つよう、心がけましょう。
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