「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

悩み

放射線治療時に少々のふらつきと吐き気があった。
1 件の体験者の声があります。

助言

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【放射線治療による全身のだるさ】

放射線治療が始まった直後から数日以内に、船酔いや二日酔いのような感じ、体のだるさ、頭痛などがみられることがあります。
全身に照射したときに起こりやすいですが、腹部やその他の部位でも起こることがあります。全般に、このような症状が現れる頻度は少ないですが、個人差があります。
治療を開始して最初にみられる症状ということで、心配に思われるでしょうが、これらの症状は、治療が進むにつれ、軽くなっていきます。睡眠をとったり、吐き気止めを使ったり、食事の工夫を試みたりして、症状をやわらげることができます。
体調の変化や程度に合わせて対応していきますので、担当医、看護師に伝えてください。


 

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