自分の助言集をつくる
EPUB形式でダウンロード
印刷用表示
頭頸部の手術や放射線治療を受けると、頸部や肩、胸部、上腕などの神経、筋肉に影響がみられることがあります。多くは一時的な症状で、いずれは回復します。
首や肩の運動が有効ですが、その内容は、個人の状態によって異なります。適切でない場合には逆に痛めるおそれがあるので、担当医にご相談ください。
ここでは、負担の少ない、横(仰向け)になって行う肩の運動を紹介します。
目安:各5~10回、1日2セット、痛みを感じたら止めましょう。
○ 肩の上げ下げ
仰向けになり、腕は横におろし、あごは少し引いた姿勢をとってください。
肩をすくめて(上にあげて)みましょう。ゆっくりと上げ下げを繰り返します。
肩をすくめるときに、ゆっくり息を吸うと、緊張がとけやすいでしょう。
○ 羽ばたき運動
仰向けになり膝を曲げます。頭の後ろで両手を組みます。ゆっくりと、両肘を閉じたり、開いたりしてみましょう。
余裕があれば、開くときに腕が床平面につくよう意識してみましょう。
よりよい情報提供を行うために、ご意見やご感想をお寄せください。
いただいた評価やご意見・ご感想は、今後、このコンテンツ(情報のなかみ)に役立たせていただきます。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、下記「がん相談支援センター」をご利用ください。