「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

悩み

体力が落ち、食事がとれず、術後の経過が悪く微熱が続いたので、このままだめかと思った。
1 件の体験者の声があります。

助言

自分の助言集をつくる EPUB形式でダウンロード  印刷用表示

【発熱による消耗】

発熱はさまざまな原因から起こります。症状や検査結果によって、薬(抗生物質)の選択と投与が行われます。
一般に体温が上がるのは、からだの防御を活発にするための自然な働きで、害ではないと言われています。しかし、高熱が続けば、脱水などが生じ、体力が消耗してくるので、熱を下げる必要があります。体温だけで判断して、解熱剤を使うと、熱を下げるときに発汗して、また熱の上がるときに寒気やふるえがあるということを繰り返して、かえって体力を消耗する場合もあるので、症状の有無や程度をみながら解熱剤を使います。
微熱であっても、水分や食事が摂れないと、からだがつらくなるので、この場合も、何らかの対処が必要になります。発熱の原因を治すと同時に、体力の消耗を最小限にすることが最優先です。


 

ご意見・ご感想

よりよい情報提供を行うために、ご意見やご感想をお寄せください。
いただいた評価やご意見・ご感想は、今後、このコンテンツ(情報のなかみ)に役立たせていただきます。

なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、下記「がん相談支援センター」をご利用ください。

【がん相談支援センター】
お困りごとやご相談がある方は、
●静岡県内の方は、
静岡がんセンター「よろず相談
もしくは、静岡県内のお近くのがん診療連携拠点病院の「がん相談支援センター
●静岡県外の方は、
お近くのがん診療連携拠点病院の「がん相談支援センター
にご相談ください。

【このコンテンツの評価】
※このコンテンツは役立ちましたか?
役立った 少し役立った どちらでもない あまり役立たない 役立たない
※あなたは  患者  家族  医療関係者  行政関係者  その他

【このコンテンツへのご意見・ご感想】
注)自由記述欄への個人情報のご記入はご遠慮ください。


がん体験者の悩みQ&A

がん体験者の悩みQ&A