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入院すると、受け持ち看護師が決まります。外来でどのような説明を受けたか、これまでに大きな病気をしたか、生活習慣やご家族のことなどを最初に伺い、入院期間中、あなたを受け持つことが最も多いと考えられる看護師です。看護師は交替勤務なので、いつも同じ看護師が担当するわけではありませんが、できるだけ受け持ち看護師が担当になるように調整しています。
もし、時間帯で入れ替わる看護師の多さから、関係作りに悩まれているようなら、まずは受け持ち看護師との関係を築くことを糸口にするとよいかもしれません。他の入院患者さんが、看護師と話をしている姿をみて、“こんなことを話していいんだと安心した”と言われる人もいます。
入院当初は、環境の変化だけでなく、これからの治療に対する緊張も高く、戸惑うのは当然です。治療が問題なく進み、順調に回復できるよう、病院のスタッフから、はたらきかけていきます。患者さんからも、思いや疑問を伝えてください。
入院当日、病棟看護師から入院生活や病棟設備について、担当医から検査や治療について、説明があります。わからないことや不安に思っていることは遠慮なく伝えて、十分な説明を受けましょう。また緊張していて、その場でわからなかったことは後から尋ねても構いません。
適宜、検査や治療のスケジュールに沿って説明が行われます。もし担当医に聞き忘れたことがあれば、看護師に伝えて下さい。
○入院生活や治療について十分な説明を受ける
○治療スケジュールを知る
○入院中の生活スケジュールを知る(食事の時間、検温の時間、消灯の時間、注意事項など)
○病院のなかの配置を覚える(トイレ、浴室、面会室、洗濯室、売店、公衆電話など)
○リラックスして過ごす
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