悩み

退院後、家族に話すと心配するし、主治医とも月に1度しか会うことがなかったので、不安を誰にも話せず落ち込むことがあった。
1 件の体験者の声があります。

助言

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【相談できる場所・人】

1.自分がかかっている病院の相談室を利用する
最近では、相談室、相談員(医療ソーシャルワーカー、看護師など)を配置している病院が少しずつ増えています。けれども、自分がかかっている病院にも相談室があることを知らない患者さんも大勢いらっしゃいます。一度、病院の総合案内などで確認してみましょう。
自分のかかっている病院だと、話の内容が担当医や看護師に筒抜けになってしまうのではないかと気にされる方がいらっしゃいます。原則的に、相談者(患者さん)のプライバシーは守られているはずですが、心配であれば、相談担当者に確認してみましょう。
まったく知らない相談室よりは、かかっている病院の相談室の方が、わかっている点も多く、つらい時に何でも相談できる場所や人を近くにつくることは、あなたのこころのケアにもつながると思います。

2.がん診療連携拠点病院の相談支援センターを利用する
全国のがん診療連携拠点病院(厚生労働省が指定)には、相談支援センターが設置されています。相談支援センターでは、がんの病気のことやがんの治療について知りたい、今後の療養や生活のことが心配などの質問や相談におこたえしています。電話相談を行っているところもあります。
相談員は、患者さんやご家族のいろいろな不安や悩み、こころの声に耳を傾け、患者さんやご家族が問題を整理したり行動するお手伝いをしています。
国立がん研究センターがん対策情報センター『がん情報サービス』のホームページでは、各都道府県の相談支援センターのリストと相談方法や相談員の職種、時間などの一覧表を閲覧できますので、ご参照ください。
電話相談は、相手の顔が見えないことで、緊張せずに気持ちを話せるかもしれません。

3.その他の相談窓口を利用する
たとえば、日本対がん協会では、『がん相談ホットライン』という電話相談を行っています。『がん相談ホットライン』では、看護師や医療ソーシャルワーカーが、患者さんやご家族のこころの悩みや人間関係の悩み、経済問題など幅広い相談に応じています。

4.患者さん同士の気持ちの分かち合いも様々な形で行われています。たとえば、患者会や患者支援団体での集まり、あるいはインターネットの掲示板、医療機関や地域の施設で開かれている患者サロン、患者会等が行う電話相談、いろいろな形ですが、同じような体験をした人たちだからこそ分かり合えるつらさや嬉しさ、思いがあります。


 
参考になるホームページ
(1)国立がん研究センター『がん情報サービス』:がん相談支援センターを探す
http://hospdb.ganjoho.jp/kyotendb.nsf/fTopSoudan?OpenForm
全国のがん診療連携拠点病院や小児がん拠点病院等に設置されているがん相談支援センターを病院名や地図などから探すことができます。概要リストで、各医療機関での相談支援センターの名称、相談・問い合わせ先の電話番号、対応時間などを確認できます。また、施設ごとの相談支援センター名を押すと、電話番号や受付時間、相談方法、相談員の職種、就労支援の状況、ピアサポートなどさらに詳しい情報を確認できます。
(2)国立がん研究センター『がん情報サービス』:がんの相談
https://ganjoho.jp/public/consultation/index.html
がんに関する心配事や知りたい情報を電話で相談できるがん情報サービスサポートセンターについて、また、全国のがん診療連携拠点病院や小児がん拠点病院、地域がん診療病院にある、がんの相談窓口である『がん相談支援センター』に関する説明などが掲載されています。
(3)公益財団法人 日本対がん協会:がん患者・家族の支援
https://www.jcancer.jp/consultion_and_support
日本対がん協会のホームページです。『がん患者・家族の支援』のページでは、看護師やソーシャルワーカーが対応している『がん相談ホットライン』、事前予約が必要な医師による面接相談、医師による電話相談、社労士による働き方や働くことについての電話相談があります。詳細は、それぞれのページをご覧ください。

 
【患者会を調べて同じ病気の人と話してみる】

“同じ病気の人と話をしてみたい”という思いがあれば、患者会を探してみてはいかがでしょうか。
患者会は、病気を経験した人やその支援者が集まって、自主的に運営する団体です。活動の具体的内容は、それぞれの患者会によって異なりますが、定例会を通じた気持ちや情報の分かちあい、電話等での悩み相談や情報提供、会報の発行などを行っている団体が多いようです。がんの患者会には、がんの種類を限っている団体もあれば、様々な種類のがんの患者さんが支えあう団体もあります。
患者会に関する基本的な情報(会員の病気の種類、主な活動の内容、会員数、連絡先、年会費など)は、書籍やインターネットで調べられます。また、お近くのがん診療連携拠点病院の相談支援センターに問い合わせても、情報を得ることができます。
患者会に初めて連絡するときには、少し勇気がいるかもしれません。ですが、多くの患者会は、患者さん同士で支えあう気持ちが出発点になっているので、知りたいことを率直に伝えれば、きっと力になってくれると思います。

患者会では、患者さん同士だからこそわかる悩みを共有したり、生活の中での具体的な対処法を伝えあったりすることができます。
その一方で、たとえ同じ病気であっても、からだの状況は人それぞれ異なるという点は忘れないようにしましょう。ある患者さんに合った治療法や対処法が、あなたにも合っているとは限りません。医学的なことがらについては、担当医やおかかりの病院スタッフに相談することを心がけましょう。


 
参考になるホームページ
国立がん研究センター『がん情報サービス』:がん相談支援センターを探す
http://hospdb.ganjoho.jp/kyotendb.nsf/fTopSoudan?OpenForm
全国のがん診療連携拠点病院や小児がん拠点病院等に設置されているがん相談支援センターを病院名や地図などから探すことができます。概要リストで、各医療機関での相談支援センターの名称、相談・問い合わせ先の電話番号、対応時間などを確認できます。また、施設ごとの相談支援センター名を押すと、電話番号や受付時間、相談方法、相談員の職種、就労支援の状況、ピアサポートなどさらに詳しい情報を確認できます。

 

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注)[がん体験者の悩みQ&A]は、悩み調査結果に基づいて情報提供しており、インターネット上での個別相談はお受けしておりません。
ご相談がある方は、
●静岡がんセンター「よろず相談
●お近くのがん診療連携拠点病院の「がん相談支援センター
にご相談ください。

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