「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

悩み

「99%大丈夫」と言われたが、その後、他の病院で「即入院して手術した方がいい」と言われ、驚きと不安があった。
1 件の体験者の声があります。

助言

自分の助言集をつくる EPUB形式でダウンロード  印刷用表示

【その根拠や理由をあわせて聞く】

情報がたくさんあるほど、医師は診断をつけやすくなります。検査途中は、いろいろな可能性を考えて情報を集めている段階です。ある病気の可能性が高いと考えていても、検査をする中で、くつがえることもあります。また、検査は、毎回同じ結果とは限りません。
医師の診断が違う場合、患者さんには混乱が生じるかもしれません。

現在かかっている担当医が、患者さんのこれまでの検査結果や受けた説明を把握していれば、担当医はどの点に関して、どういう理由から、以前の診断と異なるということを患者さんに説明できると思います。多くの場合、結果だけを聞くより、その根拠や理由を合わせて聞いた方が理解できます。

患者さんができることは、担当医が多くの情報をもとに診断できるように、ご自身の体の情報をきちんと伝えることです。セカンドオピニオンを受ける時だけでなく、転院する時も、これまでの経過がわかる紹介状(診療情報提供書)、検査結果を持っていくようにしてください。


 


 

ご意見・ご感想

よりよい情報提供を行うために、ご意見やご感想をお寄せください。
いただいた評価やご意見・ご感想は、今後、このコンテンツ(情報のなかみ)に役立たせていただきます。

なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、下記「がん相談支援センター」をご利用ください。

【がん相談支援センター】
お困りごとやご相談がある方は、
●静岡県内の方は、
静岡がんセンター「よろず相談
もしくは、静岡県内のお近くのがん診療連携拠点病院の「がん相談支援センター
●静岡県外の方は、
お近くのがん診療連携拠点病院の「がん相談支援センター
にご相談ください。

【このコンテンツの評価】
※このコンテンツは役立ちましたか?
役立った 少し役立った どちらでもない あまり役立たない 役立たない
※あなたは  患者  家族  医療関係者  行政関係者  その他

【このコンテンツへのご意見・ご感想】
注)自由記述欄への個人情報のご記入はご遠慮ください。


がん体験者の悩みQ&A

がん体験者の悩みQ&A