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CT検査を行う際に、体の状態をより正確に把握するために、造影剤というくすりを血管のなかに投与することがあります。造影剤は改良が進み、副作用が出る確率は以前にくらべると少なくなっていますが、可能性がゼロになったというわけではありません。
CT検査をできるだけ安全に行うために、検査の前には問診があります。これまでに造影剤を使った検査で副作用がでたことがある、アレルギー・けいれん・ぜんそくを経験したことがある、心臓や腎臓に病気がある、といった点に思い当たるようであれば、問診時に必ず伝えるようにしましょう。
問診の結果やこれまでに分かっているからだの状態に基づいて、担当医は、造影剤を使うCT検査を行うことが適切かどうかを判断します。場合によっては、必要な情報や検査のからだへの影響などを考えたうえで、造影剤なしのCT検査やほかの種類の検査を指示することもあります。
他に方法はないか、というお悩みですが、あなたは、『造影剤を使わないCT検査で必要な情報を得られるのか』、『検査は安全に受けられるのか』といったことを心配されているのではないでしょうか。
あなたの担当医は、おそらくそういった点に配慮した上で、造影剤を使わないCT検査を行う、という方法を選択したのだと思います。気がかりなようであれば、担当医や検査技師に確認してみましょう。
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