「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

悩み

マンモグラフィー、レントゲンを年に2回受けて、害はないのか少々不安。
1 件の体験者の声があります。

助言

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【検査の内容は医師や看護師に確認する】

私たちは、普通に生活していても、知らず知らずに放射線を浴びています。1年間に浴びる自然放射線は、世界平均で2.4ミリシーベルトと言われています。
検査による放射線の被曝は、検査の種類、部位、回数や時間によって異なりますが、検査一回当たりの被曝量は、自然放射線量に比べて桁違いに多い量ではありません。ただ、体が受ける放射線の量は、少なければ少ないほど良い、ということも事実です。
担当医は、検査の結果によって得られる情報という利点と、あなたの体が被曝によって受ける欠点を考慮した上で、適切な種類・間隔を指示します。
このため、通常は医師の指示通り検査を受けている限り、検査による被曝について心配する必要はないでしょう。
ただ、担当医の指示以外で集団検診や人間ドックを受けたり、複数の病院にかかっていたりする場合には、そのことを予め担当医に伝えておくことが重要です。
妊娠中の検査については、特別の配慮が必要となります。妊娠していることがわかっている時、もしくは妊娠の可能性が否定できない時には、必ず担当医にそのことを検査の前に伝えるようにしましょう。


 

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