自分の助言集をつくる
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私たちは、普通に生活していても、知らず知らずに放射線を浴びています。1年間に浴びる自然放射線は、世界平均で2.4ミリシーベルトと言われています。
検査による放射線の被曝は、検査の種類、部位、回数や時間によって異なりますが、検査一回当たりの被曝量は、自然放射線量に比べて桁違いに多い量ではありません。ただ、体が受ける放射線の量は、少なければ少ないほど良い、ということも事実です。
担当医は、検査の結果によって得られる情報という利点と、あなたの体が被曝によって受ける欠点を考慮した上で、適切な種類・間隔を指示します。
このため、通常は医師の指示通り検査を受けている限り、検査による被曝について心配する必要はないでしょう。
ただ、担当医の指示以外で集団検診や人間ドックを受けたり、複数の病院にかかっていたりする場合には、そのことを予め担当医に伝えておくことが重要です。
妊娠中の検査については、特別の配慮が必要となります。妊娠していることがわかっている時、もしくは妊娠の可能性が否定できない時には、必ず担当医にそのことを検査の前に伝えるようにしましょう。
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