自分の助言集をつくる
EPUB形式でダウンロード
印刷用表示
体の内部を調べるために、放射線を出すアイソトープを含んだ物質(放射性物質)を使う検査(アイソトープ検査)を行うことがあります。PET検査や骨シンチグラフィがその例になります。
これらの検査は、少量の放射線を出す薬剤を投与し、それがどのように集まるかを調べることで、病気の広がり方を調べます。X線検査やCT検査が臓器や組織の『形』を調べるのに対して、PET検査や骨シンチグラフィでは臓器や組織の『働き』を調べることになります。医師は、必要に応じて検査を組み合わせながら、総合的に病状を判断します。
お悩みについてですが、検査をいつ頃まで受けることになるか、ということについては、あなたの病気の性質や治療の内容によっても変わることになるので、担当医に確認してみましょう。
また、アイソトープ検査で使う放射性物質は少量であり、すみやかに減衰・排出されるため、体に副作用が出ることはほとんどないと考えられています。検査が頻繁でどうしても心配が残るようであれば、担当医や検査の担当技師に一度確認してみると安心できると思います。
よりよい情報提供を行うために、ご意見やご感想をお寄せください。
いただいた評価やご意見・ご感想は、今後、このコンテンツ(情報のなかみ)に役立たせていただきます。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、下記「がん相談支援センター」をご利用ください。