「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

悩み

アイソトープの検査をよく受けているが、いつ頃まで受けるのか。また4~5か月に1回受けても影響(身体に受ける)はないのかと心配だ。
1 件の体験者の声があります。

助言

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【心配であればスタッフに確認を】

体の内部を調べるために、放射線を出すアイソトープを含んだ物質(放射性物質)を使う検査(アイソトープ検査)を行うことがあります。PET検査や骨シンチグラフィがその例になります。
これらの検査は、少量の放射線を出す薬剤を投与し、それがどのように集まるかを調べることで、病気の広がり方を調べます。X線検査やCT検査が臓器や組織の『形』を調べるのに対して、PET検査や骨シンチグラフィでは臓器や組織の『働き』を調べることになります。医師は、必要に応じて検査を組み合わせながら、総合的に病状を判断します。
お悩みについてですが、検査をいつ頃まで受けることになるか、ということについては、あなたの病気の性質や治療の内容によっても変わることになるので、担当医に確認してみましょう。
また、アイソトープ検査で使う放射性物質は少量であり、すみやかに減衰・排出されるため、体に副作用が出ることはほとんどないと考えられています。検査が頻繁でどうしても心配が残るようであれば、担当医や検査の担当技師に一度確認してみると安心できると思います。


 

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