自分の助言集をつくる
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検査の中には、つらい姿勢をとらなければならなかったり、食事を抜いたりしなければいけないこともあります。また、時間的な負担、経済的な負担も避けられません。
そのため、あなたの医師は、病気の状態や性質を十分に検討して、“これだけはどうしても必要だ”と考えられる種類・回数の検査を指示しているのです。
あなたが受けるように指示される検査は、それに先立って行われた検査の結果や、これまでの病状の経過から、“今後の治療の方針を決めるために、ぜひとも受けておいた方がよい”と医師が考えた検査なのです。
もし検査を受けることについて気になるようであれば、まずはその検査をどうして受ける必要があるのか、医師に理由や目的をたずねてみてください。きっと、納得のいく説明を聞くことができるはずです。
任せきりにするのではなく、あなたの方から、積極的にコミュニケーションを取ろうとする気持ちが大切です。
受けたことのない検査を受ける前には、どういうものかイメージがつかめないため、いろいろと悪い方へ考えてしまいがちです。わからないことや不安なことがある時には、医師とよく話をしてみましょう。
あなたが既にがんの治療を受けている時には、担当医と話をします。がんかどうかまだはっきりせず、検査を受けている段階であれば、検査内容について説明してくれた医師に質問してみましょう。
診察室では、わからないことや不安なことがある時には、医師が説明するのを待つのではなく、自分の方から積極的に質問するように心がけてください。
検査や治療に関する患者さんの質問に答えることは、医師の大切な仕事の一つです。遠慮しないで、不明な点や疑問点については、その都度きちんと確認するようにしましょう。
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