自分の助言集をつくる
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毎日いろいろな検査を受けている状態というと、診断のための検査か、治療開始前の段階かもしれません。あるいは、今までになかった症状が出て、その症状が何から起こっているのかを特定しようとしているのかもしれません。
たとえば、1つの検査、あるいはいくつかの検査でがんの疑いがある場合、それが本当にがんなのか、がんだとしたらどのくらいの広がり方(病気の段階)なのか、どういう性質なのか、治療を実施するうえでからだの他の臓器の機能は問題ないのか、他の疾患がないかなど、様々な角度から検討していきます。
これらは、できるだけ正確に患者さんの現在の状況を把握していくために必要な過程です。ですから、担当医は、あなたに正確な情報を伝えるために、検査結果が出そろって総合的な診断ができるようになるのを待っているのかもしれません。
ただ、検査を毎日受けていると悪い方へ悪い方へと考えがちになってしまうこともあります。結果が気になるようでしたら、担当医に確認しましょう。
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