自分の助言集をつくる
EPUB形式でダウンロード
印刷用表示
検査を受けるときには、つらい姿勢を保ったり、食事を抜かなければならなかったりすることがあります。
検査によっては、細胞や組織を取るために、体に針などを挿入することもあります。また、レントゲン検査やCTでは、少量ではありますが、放射線を使うことになります。
あなたの担当医は、病気の性質や、これまでの病状の経過を十分に検討した上で、どのような検査を、どのくらいの頻度で受ければよいか、慎重に判断しています。
もし、検査の間隔や内容について気になる点があれば、担当医に質問してみましょう。
がんの再発そのものを完全に防ぐことができる薬や食べ物、生活習慣、気持の持ち方などは、現在まだ見つかっていません。
しかし、不安とどこかで折り合いをつけて、自分らしい生き方を探し出すことができている患者さんがたくさんいることも、事実です。
不安と折り合いをつける方法は、人それぞれ違います。これまでの人生を振り返って、大きな不安を乗り越えるときに、自分がどうしてきたか考えてみることで、ヒントが見つかるかもしれません。
それでももし、強い不安が頭から離れないときには、家族や信頼する友人に、気持ちを打ち明けてみてください。泣いてしまってもかまいません。
精神科医、心療内科医、心理療法士などのこころの専門家や、おかかりの医療機関の相談員、あるいはがん診療連携拠点病院の相談支援センターの相談員に相談してみるのもよいでしょう。
誰かに話をすることで、気持ちが楽になるはずです。
![]() 国立がん研究センター『がん情報サービス』:相談先を探す https://ganjoho.jp/public/index.html [相談先・病院をさがす]では、成人や小児の相談先・病院一覧(がん診療連携拠点病院、小児がん拠点病院)を病名や地域、病院の種類などから探すことができます。 |
よりよい情報提供を行うために、ご意見やご感想をお寄せください。
いただいた評価やご意見・ご感想は、今後、このコンテンツ(情報のなかみ)に役立たせていただきます。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、下記「がん相談支援センター」をご利用ください。