悩み

健康食品は本当に効くのだろうかと悩んだ。
2 件の体験者の声があります。

助言

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【一般的ながん治療をまずきちんと受けましょう】

健康食品の中には、新聞や雑誌に大きな広告を出し、すばらしい効果を持っているかのように宣伝されているものもあります。
しかし、健康食品に、がんを治したり、がんの進行を抑えたりする効果は期待できません。
健康食品は、あくまで食品であって、がんを治す効果があるわけではありません。『健康』という言葉がついていても、他の食品と同様に、過剰に摂取し続けると、あなたの健康を逆に損なう可能性もあります。
がんと関連づけながら宣伝されることが多いアガリクス、プロポリス、メシマコブ、サメ軟骨なども、こういった食品の一部であって、病院で処方される薬と同列で扱うことはできません。
また、「天然の原料を使っている」、「昔から使われてきた」ということだけでは、安全であるとは言い切れないということにも、注意が必要です。


 
【健康食品を利用するときの注意】

健康食品に、がんを治したり、がんの進行を抑えたりする効果を期待することはできません。
しかし、一般的ながん治療を受けることを前提に、補助的に、健康食品を活用するのであれば、あなたのこころの支えとして役立つことはあるかもしれません。
健康食品を利用する時には、以下の点を注意してください。

◎ まずは一般的ながん治療(手術療法、化学療法、放射線療法)をきちんと受けましょう。
健康食品には、一般的ながん治療のように、がんを治す効果を期待することはできません。
健康食品は、あくまでも一般的ながん治療の補助と考えるべきものであって、一般的ながん治療を受けるための邪魔になるようであれば、控えるべきです。

◎ 健康食品を試す前に、担当医に相談するようにしましょう。
場合によっては、健康食品を利用することで、かえってあなたの健康が損なわれることがあります。また、健康食品のなかには、一般的ながん治療の効果を打ち消してしまうものもあります。
必ず事前に担当医に相談してから、試すようにしてください。

◎ あまりにも費用がかかるものは避けましょう。
値段が高ければ、効果も高いようについ思ってしまいがちですが、必ずしもそうではありません。また、健康食品を扱う業者のなかには、いたずらに不安をあおったり、強引に勧誘したりする、悪質な業者もあるようです。
健康食品への出費がかさみ、肝心の一般的ながん治療を受けることができなくなる、という事態は避けるべきです。


 
【担当医や相談員に相談してみましょう】

あなたが健康食品を使いたい、という気持ちになっているのは、なぜでしょうか。
現在の治療法に対する不満、病気の進行に対する不安、痛みなどの体のつらさ、といった悩みが、その気持ちの背景にあるのではないでしょうか。
もしそうなのであれば、健康食品を試みる前に、まず、担当医に相談してみてください。
きちんと相談することで、担当医の方からあなたの悩みを解決するための方法を示してくれるのであれば、それにまさることはありません。
もし、いきなり担当医に話をするのがどうしても敷居が高いように感じるのであれば、おかかりの医療機関(病院など)の相談室やがん診療連携拠点病院の相談支援センターにいる相談員に相談してみるとよいでしょう。
看護師やソーシャルワーカーが務める相談員には、守秘義務があります。あなたが話した内容が外にもれてしまうようなことは決してありません。また、相談のプロですので、話している途中で、あなたがたとえ動揺したり、緊張したりしても、あなたの気持ちにきっとよりそい続けてくれるはずです。


 
参考になるホームページ
(1) 国立がん研究センター がん情報サービス:がん相談支援センターを探す
http://hospdb.ganjoho.jp/kyotendb.nsf/fTopSoudan?OpenForm
がん診療連携拠点病院に設置されているがん相談支援センターを病院名や地図などから探すことができます。相談支援センターの名前や問い合わせ先、対応時間などを確認でき、各施設の相談支援センター名を押すと、相談方法、相談員の職種、就労支援の状況、ピアサポートなどさらに詳しい情報を確認することができます。
(2) 国立がん研究センター がん情報サービス:がんの相談
http://ganjoho.jp/public/consultation/index.html
がんに関する心配事や知りたい情報を電話で相談できるがん情報サービスサポートセンターについて、また、がんの相談窓口である『がん相談支援センター』に関する説明などが掲載されています。
(3) 公益財団法人 日本対がん協会:がん相談
http://www.jcancer.jp/
日本対がん協会のホームページです。右側の『がん相談』で、がん相談ホットライン、医師による面接相談、医師による電話相談、社労士による相談の4種類の相談の電話番号があり、ボタンを押すと詳しい説明のページをみることができます。『がん相談ホットライン』は、看護師やソーシャルワーカーが電話でお気持ちを聴いたり、困りごとの相談に対応しています。医師による相談は、電話相談、面接相談とも事前予約が必要になります。

 

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注)なお、インターネット上での個別相談はお受けしておりません。ご相談のある方は、お近くのがん診療連携拠点病院の相談支援センターにご相談ください。

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