「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

悩み

自己血輸血のために採血したが、1回目に血圧が下がってしまい、今後大丈夫かと思った。
1 件の体験者の声があります。

助言

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【自己血輸血】

輸血には、献血による血液を使うほかに、患者さん自身の血液を使う「自己血輸血」と呼ばれる方法があります。自己血輸血は、自分の血液を輸血するため、理論的に最も安全、つまり輸血の副作用・合併症の大部分を避けることができると考えられています。
自己血輸血は、通常、手術までの期間に余裕があり、患者さんの全身の状態が良好な場合に行われます。すべての患者さんに実施できるわけではありませんので、担当医にご相談下さい。
またお悩みの方のように、採血時、血圧低下などが見られる場合もあります。採血中、何かあった場合に早期に対処するため、血圧測定などの観察を行います。状況に応じて、採血する量を減らす場合もあります。
患者さんには、気分不良などがあれば早めに知らせる、からだの力を抜いてリラックスすることを心がけていただくとよいと思います。


 

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