悩み

放射線治療は苦痛もなかったが、抗がん剤治療3回目くらいから副作用で心身ともにとてもつらく、抗がん剤の赤い色は今でも嫌で、人参ジュースやトマトが食べられない。
1 件の体験者の声があります。

助言

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【時間をかけることも大切です】

以前、抗がん剤治療を受けた時に、本当にたいへんな副作用を経験されたのではないかとお察しいたします。
ある治療を受けた時につらい思いをしてしまうと、その体験がこころに深く刻まれてしまうことがあります。また、頭の中では忘れたつもりになっていても、つらい体験を体が覚えている、ということもあります。
一度つらい体験を記憶してしまうと、日常生活でその体験を連想させる何かに出会った時に、条件反射的にこころや体が反応し、思わず拒絶してしまうことがあります。
このようなつらい体験を忘れることは、なかなか難しいことだと思います。
しかし、人には、時間をかけてつらい体験を受け入れ、乗り越えていく力も備わっています。つらい体験で受けたこころの傷は、多くの場合、時の流れとともに、薄皮がはがれるようにして、自然に癒されていきます。


 
【生活に支障があれば、こころの専門家や相談員と相談を】

あなた自身も、周りの人も、気持ちや体の動揺を無理に抑えこもうとする必要はありません。自然な反応として理解し、ある程度は受け止めていくことで、かえって気持ちが楽になることもあります。
ただ、気持ちや体の動揺があなたにとってとてもつらく、日常生活にも支障が出るような状態であれば、一度、こころの専門家(精神科医、心療内科医、心理療法士など)と話してみてはいかがでしょうか。
こころの専門家をいきなり訪ねるのは敷居が高いと感じたり、どこに行けば会えるか分からなかったりする時には、まずは、担当医、おかかりの医療機関(病院など)の相談室やがん診療連携拠点病院の相談支援センターにいる相談員に相談してみるとよいでしょう。
体が大変なときには医師や看護師に支えてもらいます。同じように、気持ちがつらいときにも、専門家の手助けを少し借りることで、どうしていけばよいのか、自分なりの答えがみつけられることもあります。


 
参考になるホームページ
(1) 国立がん研究センター がん情報サービス:がん相談支援センターを探す
http://hospdb.ganjoho.jp/kyotendb.nsf/fTopSoudan?OpenForm
がん診療連携拠点病院に設置されているがん相談支援センターを病院名や地図などから探すことができます。相談支援センターの名前や問い合わせ先、対応時間などを確認でき、各施設の相談支援センター名を押すと、相談方法、相談員の職種、就労支援の状況、ピアサポートなどさらに詳しい情報を確認することができます。
(2) 国立がん研究センター がん情報サービス:がんの相談
http://ganjoho.jp/public/consultation/index.html
がんに関する心配事や知りたい情報を電話で相談できるがん情報サービスサポートセンターについて、また、がんの相談窓口である『がん相談支援センター』に関する説明などが掲載されています。
(3) 公益財団法人 日本対がん協会:がん相談
http://www.jcancer.jp/
日本対がん協会のホームページです。右側の『がん相談』で、がん相談ホットライン、医師による面接相談、医師による電話相談、社労士による相談の4種類の相談の電話番号があり、ボタンを押すと詳しい説明のページをみることができます。『がん相談ホットライン』は、看護師やソーシャルワーカーが電話でお気持ちを聴いたり、困りごとの相談に対応しています。医師による相談は、電話相談、面接相談とも事前予約が必要になります。

 

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注)なお、インターネット上での個別相談はお受けしておりません。ご相談のある方は、お近くのがん診療連携拠点病院の相談支援センターにご相談ください。

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