悩み

骨転移が認められ医師から治療不可能と告げられ、余命を考えた時、これからの生活について悩んだ。
2 件の体験者の声があります。

助言

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【がんとできるだけうまくつき合っていく治療もあります】

がんの治療の目的には、『治すための治療(治癒をめざした治療)』と『がんとできるだけうまくつき合っていく治療』があります。病気の診断時に転移があったり、治療後経過観察中に再発や転移がわかったりしたとき、治療の目的が『がんとできるだけうまくつき合っていく治療』となる場合があります。
このような時、患者さんやご家族は、医師から治療の説明を受けるなかで、『治すための治療(治癒をめざした治療)』ではないという否定的な意味合いを感じ、強いショックや動揺を受けることがあります。
ただ、『がんとできるだけうまくつき合っていく治療』というのは、決して後ろ向きの治療でもないし、意味がない治療というわけでもありません。
患者さんの生活の質(QOL)を大切にし、がんの進行をできるだけ抑えたり、がんに伴うつらさをやわらげたりする治療を行っていくのです。現在は、新しい治療薬の開発や、いろいろな治療の工夫がされ、症状をコントロールしながら長期間の生存も可能になってきています。


 
【今、やりたいこと、できること】

人の寿命は、正確に分かりませんから、今、“やりたいこと”“できること”を行っていくことが大切だと思います。
その人の人生や生き方は、毎日の過ごし方が積み重なってあらわれてきたものです。過去の時間は取り戻せませんし、これから先の時間を借りてくることもできません。今、このときをどう過ごすかが重要になると思います。
あなたが“やりたい”と考えていることは、今からでも始められると思います。もし、まだ無理で、時期を待つ必要があるなら、“できること”から手をつけてよいと思います。
“やりたいこと”“できること”に加えて、“やるべきこと”を考え、実行するとよいと話される方もいます。その内容は、あなた自身のためだけでなく、家族や周囲の人のためになることかもしれません。
これら3つは、全てが明確である必要はなく、優先順位についても入れ替わることがあるでしょう。少し考えてみると、今日からでも実行しようと思うことや、実はもうすでに実行しているものがあるように思います。


 

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