自分の助言集をつくる
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集中治療室(ICU)は、夜間でも医療行為に支障がない程度の照明がつき、多くの機器の作動音がしている特殊な環境です。身体は安静を必要としていても、治療による身体的、精神的ストレスや環境(照明や音)による刺激が加わり、精神は不安定になりやすい状況です。
集中治療室をでて一般病室に移ると、一日の流れがあり、術前の入院生活に近づきますが、環境からの刺激が多いと、夜間の睡眠を確保して、術前の生活のリズムをすぐに取り戻すことは難しいと思います。
こういった状況を解決するためには、環境を整えることと、昼夜の区別をつけて一日を過ごすことが大切です。場合によっては、お薬を飲んだほうがよいこともあります。担当医や看護師が状況にあわせて対処しますので、苦痛に感じていることを担当医や看護師に伝えて下さい。心配事や気になっていることなど、小さなことを早くから伝えることで問題が解消されやすいと思います。
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