皮膚・排泄ケア分野
皮膚・排泄ケア分野では創傷管理や排泄管理を要する患者さんに対し、フィジカルなアセスメントを行い、かつ心理的、社会的およびスピリチュアルな問題を理解し、問題解決のための援助ができるよう学びを深めていきます。より質の高い医療を推進するため、多職種と協働し、チームの一員として役割を果たすことができる認定看護師の育成を目指しています。
教育目的
皮膚・排泄ケア分野において、個人、家族及び集団に対して、高い臨床推論力と病態判断力に基づき、熟練した看護技術及び知識を用いて水準の高い看護を実践できる能力を育成する。
皮膚・排泄ケア分野において、看護実践を通して看護職に対し指導を行える能力を育成する。
皮膚・排泄ケア分野において、看護職等に対しコンサルテーションを行える能力を育成する。
皮膚・排泄ケア分野において、多職種と協働しチーム医療のキーパーソンとしての役割を果たせる能力を育成する。
期待される能力
管理困難な創傷や皮膚障害を有する個人及びそのリスクのある個人を多角的に捉え、高い臨床推論力・病態判断力に基づいた高度な創傷管理や専門的なスキンケアができる。
管理困難なストーマを有する個人を多角的に捉え、高い臨床推論力・病態判断力に基づいた専門的なストーマ管理やスキンケアができる。
排泄障害を伴う個人及びそのリスクがある個人を多角的に捉え、高い臨床推論力・病態判断力に基づいた専門的な排泄管理やスキンケアができる。
創傷管理や排泄管理を有する個人、家族及び集団に応じた管理ができるよう、身体的、心理的、社会的状況を多角的に捉えたうえで、問題解決のための指導ができる。
皮膚・排泄ケア分野の対象にある個人、家族の権利を擁護し、自己決定を尊重した看護を実践できる。
あらゆる場で看護を必要とする対象に、より質の高い医療を提供するため、多職種と協働し、チーム医療のキーパーソンとして役割を果たすことができる。
皮膚・排泄ケア分野において役割モデルを示し、看護職への指導、看護職等へのコンサルテーションを行うことができる。
コアとなる知識・技術
褥瘡のトータルマネジメントができる知識・技術
管理困難なストーマや重度の皮膚障害を伴うストーマケア(ABCD-Stoma:慢性の病態)の知識・技術
専門的な排泄管理(IAD-set)とスキンケアの知識・技術
脆弱皮膚を有する個人およびそのリスクがある個人の専門的なスキンケアの知識・技術
地域包括ケアシステムを視野に入れた同行訪問実施(施設や在宅の患者家族・看護職等への介入)とマネジメント
身体所見を病態判断し、褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去及び創傷に対する陰圧閉鎖療法ができる知識・技術
カリキュラム
※特定行為研修科目
上記時間数は、日本看護協会の基準カリキュラムに基づいた内容であり、一部変更の可能性があります。
演習
創傷・排泄管理の基本的スキルを身に着けるため、デブリードマンやフットケア、エコー、ストーマサイトマーキング、排泄用品の取り扱いなどの演習を行います。 | ![]() |