がん薬物療法看護分野

近年のがん薬物療法は、新薬の開発に伴い支持療法も含めて進化し続けています。従来の殺細胞性抗がん薬だけでなく、分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬の特徴を理解し、安全・確実な投与管理と副作用の症状マネジメントができる専門的な知識・技術と質の高い看護実践力が求められています。がん薬物療法看護分野では、多職種と協働し専門家としての能力を発揮できる看護師の育成を目指しています。

教育目的

期待される能力

コアとなる知識・技術

講義

◆主に集合教育で学びます。

科目名 教科目名 時間数
専門科目
認定看護分野
専門科目
がん看護学総論 30 225
腫瘍学概論 15
がんの医療サービスと社会資源 15
がん薬物療法概論 15
がん薬物療法薬の知識 15
主な疾患のがん薬物療法 30
がん薬物療法を受ける患者・家族のアセスメント 15
がん薬物療法の治療計画と看護 15
がん薬物療法の投与管理とリスクマネジメント 30
がん薬物療法に伴う症状の緩和技術とセルフケア支援 30
がん薬物療法を受ける患者の継続支援体制 15
特定行為研修
区分別科目
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 22 22
演習・実習
統合演習 15 165
臨地実習 150

※上記時間数は、日本看護協会の基準カリキュラムに基づいた内容であり、一部変更の可能性があります。

演習

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 抗がん薬曝露対策に関する個人防護具の装着や、抗がん薬調製の演習を行います。

 

 

実習(2023年度 臨地実習施設)

静岡県

聖隷三方原病院

聖隷浜松病院

富士市立中央病院

静岡県立静岡がんセンター

神奈川県

学校法人北里研究所 北里大学病院

 

お問い合わせ

〒411-0934 駿東郡長泉町下長窪1002-1 静岡県医療健康産業研究開発センター内
静岡県立静岡がんセンター 認定看護師教育課程 事務担当
TEL:(055)980-5191 【メールはこちらからどうぞ】

センター紹介

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