研究活動

主な研究内容

1)膵癌、胆道癌、肝細胞癌の補助療法(手術に併せ行う、再発予防のための治療法)の開発

2)肝胆膵手術外科手術における科学的根拠に基づいた各種手技の有用性の検討と低侵襲外科治療の確立

 同名の多施設共同研究班(島田班)に属し、膵切除における膵断端処理法の研究、肝切除におけるenergy deviceの有用性に関する研究などを行ってきました。2015年現在、肝切除におけるドレーン留置に関する研究、膵頭十二指腸切除前の減黄方法に関する研究が企画されています。

3)肝胆膵癌手術に感染・栄養・免疫が及ぼす影響と対策に関する研究

 肝細胞癌や膵・胆道癌手術において、栄養状態や免疫状態が術後の短期、長期成績に及ぼす影響を検討しています。また、膵癌、胆道癌手術は感染性合併症率が高い点が問題の一つですが、この実態を明らかにし、感染制御をいかに行うかについて研究しています。

4)胆道癌手術における高侵襲・高難度手術の安全性、有効性に関する研究

 胆道癌手術では、肝切除術+膵頭十二指腸切除術などの高侵襲手術や血管合併切除などの高難度手術がしばしば必要になります。これらの手術の安全性、有効性を高める臨床的な研究を行っています。

5)高齢者に対する肝胆膵癌の外科治療の安全性、有効性に関する研究

 急速に高齢化が進むわが国において、高齢者の癌治療をいかに行うかは大切な課題です。肝胆膵外科は、比較的大きな手術が多いため、高齢者に安全で有効な手術をいかに行うか、検討しています。

6)肝胆膵癌の遺伝子解析に関する研究

 2015年現在、静岡がんセンターでは、病院と研究所が一体となって癌の遺伝子解析に関する研究(Project HOPE)を行っています。肝胆膵外科においても、研究所と共同で、肝癌、膵癌を中心とする遺伝子研究に取り組んでいます

関連情報

 ・「静岡がんセンターで実施している臨床試験・治験の情報」についてはこちら

 ・「倫理審査委員会で実施情報の公開が必要とされた研究の情報」についてはこちら

業績

肝・胆・膵外科

肝・胆・膵外科