希少がんセンターとは？
希少がんの患者さん、ご家族または医療者にとっても、希少がんは病気に関する正解かつ最新の情報が入手し難いという課題があります。そのため、国立研究開発法人国立がん研究センターでは①希少がんに関する診察・研究を迅速かつ適切に遂行可能なネットワークを確立する②わが国の希少がん医療の望ましい形を検討し、提言し、実行するという使命のもと「希少がんセンター」を開設しています。最近では希少がんの患者さんが住み慣れた地域で納得のいく情報や診療にアクセスすることができるよう、関連情報を集約・発信するシステムや、相談支援の実施、診療ネットワークの構築が各地域で進められています。現在のところ、国立がん研究センターのほかに、東海、関西、九州の各地に「希少がんセンター」が設置されており、各センターでは地域のがん診療連携拠点病院と連携を図りながら希少がん医療の発展に向けた様々な取り組みをしています。また、これらの「希少がんセンター」には希少がんホットラインがあり、患者さんや御家族、医療者からの希少がんに関する相談に対応しています。
※下記は全国の希少がんセンターの一覧になります（外部サイトにリンクしています）。