都道府県がん診療連携拠点病院の概要、役割

概要

都道府県内で中心的役割を果たすよう厚生労働大臣が指定した病院で、原則として各都道府県に1カ所置かれています。専門的ながん医療を提供するとともに、都道府県内のがん診療の連携協力体制の整備やがんに関する相談支援情報の提供を担っています。
静岡県立静岡がんセンターは平成18年8月24日に厚生労働省から「都道府県がん診療連携拠点病院」の指定を受けています。
 ※直近更新 平成27年3月31日

役割

地域がん診療連携拠点病院の要件に加えて以下の要件が定められています。
・都道府県における診療機能強化に向けた要件(医師等を対象とした研修の実施、都道府県がん診療連携協議会の設置等)
・都道府県における相談支援機能強化に向けた要件(臨床試験についての情報提供、相談支援に携わる者に対する研修の実施等)
・都道府県拠点病院の診療機能強化に向けた要件(放射線治療部門の設置、化学療法部門の設置、緩和ケアセンターの整備等)
・院内がん登録の質的向上に向けた要件(専門的職員の配置等)
・PDCAサイクルの確保

参考 (地域)がん診療連携拠点病院

専門的ながん医療の提供、地域のがん診療の連携協力体制の整備、患者・住民への相談支援や情報提供などの役割を担う病院として、国が定める指定要件を踏まえて都道府県知事が推薦したものについて、厚生労働大臣が適当と認め、指定した病院です。がん診療連携拠点病院には、各都道府県で中心的な役割を果たす「都道府県がん診療連携拠点病院」と都道府県内の各地域(2次医療圏)で中心的な役割を果たす「地域がん診療連携拠点病院」があります。
本県では、「都道府県がん診療連携拠点病院」が1カ所、「地域がん診療連携拠点病院」9カ所、「地域がん診療病院」2カ所が指定されています。
がん診療連携拠点病院は以下の要件が求められています。
・集学的治療等の提供体制および標準的治療等の提供
・専門的な知識および技能を有する医師等の配置
・専門的ながん医療を提供するための治療機器および治療室等の設置
・診療実績(院内がん登録数、悪性腫瘍の手術件数等)
・研修の実施体制(緩和ケア研修等)
・情報の収集提供体制(相談支援センターの設置、院内がん登録等)
・臨床研究および調査研究

がん診療連携拠点病院等の整備状況(平成29年4月1日現在)

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圏域名 国指定 県指定
がん診療連携拠点病院(①~⑩)
地域がん診療病院(新設)(ア、イ)※
静岡県地域がん診療連携推進病院 がん相談支援センター
・2次医療圏で最上位のがん医療を提供
・拠点病院が空白の医療圏において、拠点病院と連携して高度ながん診療を提供
・2次医療圏内で拠点病院と一般病院の中間に位置し、がんの標準的な治療や緩和ケアを実施 ・賀茂・熱海伊東医療圏でがんに関する相談支援の拠点
賀茂     下田メディカルセンター
熱海伊東 国際医療福祉大学熱海病院   伊東市民病院
駿東田方 ①静岡県立静岡がんセンター
順天堂大学医学部付属静岡病院
静岡医療センター
沼津市立病院
 
富士 富士市立中央病院 富士宮市立病院  
静岡 静岡県立総合病院
静岡市立静岡病院
静岡赤十字病院
静岡済生会総合病院
 
志太榛原 藤枝市立総合病院 焼津市立病院
市立島田市民病院
 
中東遠 磐田市立総合病院    
西部 聖隷三方原病院
聖隷浜松病院
浜松医療センター
浜松医科大医学部付属病院
   
 10+2 7 2

★は県立こども病院(小児がん拠点病院)

※静岡県立静岡がんセンターは、平成28年4月1日に地域がん診療病院の指定を受けた富士市立中央病院及び国際医療福祉大学熱海病院のグループ指定病院になっています。静岡がんセンターは、必要に応じて地域がん診療病院からがん患者の紹介を受け、手術、化学療法、放射線治療等を行い、治療状況に応じて地域がん診療病院に紹介する医療連携と、定期的な合同カンファレンス、化学療法レジメン調整、人材交流を行っています。

センター紹介

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