スキンケアチーム

チームの紹介

 がん薬物療法には、細胞障害性の抗がん剤(従来型)に加えて近年では、分子標的型抗がん剤や免疫チェックポイント阻害剤が用いられるようになり、副作用である皮膚障害も様々な症状が現れます。皮膚症状は身体的苦痛だけでなく心にも負担を与え、患者さんの日常生活に大きな影響を及ぼします。そのため早期に対処することによって症状を上手にコントロールすることがとても大切です。
 スキンケアチームは皮膚科医師、薬剤師、皮膚・排泄ケア認定看護師、がん薬物療法看護認定看護師からなる多職種で構成されています。リンクナースと連携を図りながら、がん薬物療法を行う患者さんの皮膚障害に対して予防的スキンケアを行い、またスクリーニングで支援が必要な患者さんを把握することで早期から専門家の介入ができる体制を整えています。
   

活動内容

 スキンケアチームは、スクリーニング結果から支援が必要と判断された患者さんに対して、担当医師や看護師と連携しながらスキンケアチームの皮膚科医が早期から治療を行っています。また予防的スキンケアが適切に行えるように、リンクナースへの皮膚障害に関する教育や指導を行っています。

スタッフ紹介

皮膚科医師、薬剤師、皮膚・排泄ケア認定看護師、がん化学療法看護認定看護師

その他

・入院だけでなく外来患者も対象としています。
・スクリーニングを行い、必要時は速やかにスペシャリストが介入できる体制です。

多職種チーム医療体制

多職種チーム医療体制