せん妄対策チーム

チームの紹介

静岡がんセンターは全国トップクラスのがんセンターとして、がん治療と研究のみならず、多職種支援、支持療法においてもフロントランナーとして様々な支援を展開してきました。当科は「がんに伴う様々なメンタル不調を改善し、トップクラスのがん治療を全人的に支える」を目標に、8年程前、意を新たに腫瘍精神科チームを結成し、静がんスタイル先端せん妄治療の全国普及に努めた他、登録精神腫瘍医のもと、多職種チーム医療をサポートしてきました。

当チームは、入院やがん治療に伴う不安抑うつ、不眠、せん妄に加え、精神疾患、認知症周辺症状にも対応するようになってきました。その経験から「転倒転落や院内事故を防ぎ、より安全な不眠せん妄の予防・治療」を目指して院内せん妄ガイドラインを改編し、東海地方各医師会の講習会を通して提供しています。

活動内容

当院の精神科は無床リエゾン精神科であり、登録腫瘍精神科医1名、チームナース2名でチームを編成しています。身体治療科や患者家族支援センターなどからの依頼に応じて適宜、入院・外来診療を行っています。手術や化学療法、放射線治療など、治療に伴う不安やせん妄に対応することが多いのが当センターせん妄対策チームの特徴です。

スタッフ紹介

腫瘍精神科医師、専従看護師、精神科認定看護師

多職種チーム医療体制

多職種チーム医療体制