専門外来

専門外来は32の診療科と救急外来から構成され1日1200人以上の患者さんやご家族が来院されます。

治療・看護の特徴 学べる看護
がんの診断から治療決定はそのほとんどが外来で行われ、患者さんやご家族へのわかりやすい説明と支援が求められています。そのため患者家族支援センターと協働して患者さんの意思決定支援を行っています。
また、がんの診断・治療技術の進歩とともにがん患者さんが地域でより良い生活を送り、よりよく生きるための支援も外来看護師の重要な役割です。
「顔の見える看護」を大切に、患者さんと外来看護師が互いの顔が見える立場で支援を提供し、地域の医療機関・院外関係者との連携についても力を入れています。
意思決定支援
在宅療養支援
在宅で行う医療処置への
指導(HOT・在宅IVH
胃ろうなど)
治療における副作用症状への指導(アピアランスケアなど)
他職種連携 など

部署の重点的な取組と成果

取組 内容 成果
説明と同意の場面に同席し、他職種と協働して患者・家族の選択を支える ・手術説明時に看護師が同席できる体制を整える
・患者家族支援センター・在宅支援室と協働して意思決定支援を行うためのスクリーニングができる
・手術説明時の看護師同席率92%
・患者家族支援センターとの患者情報の共有 600件/年
支援依頼 814件/年

部署の雰囲気

 外来には乳がん認定看護師2名・皮膚創傷ケア認定看護師1名・がん看護認定看護師1名が配属されています。個々の専門性を生かし、外来全体を横断して活動できる体制を整えています。支援が困難な症例などに積極的に介入したり、スタッフとともにケアを話し合ったりと充実した活動が行えています。
 外来看護師の多くは子育てをしながら働いています。専門外来は家庭と仕事の両立を重視した働き方ができる職場であり、また心と体にゆとりを持って働ける暖かい部署です。

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