7東病棟

病棟紹介

 7東病棟は、脳神経外科と泌尿器科、2017年3月よりIVR科が属しています。手術、化学療法、放射線治療中の看護はもちろんのこと、患者・家族が治療終了後に安心して退院することができるように退院調整や日常生活指導を入院日から継続して行っています。入院が長期にとなることも多いため、患者・家族との親密な関係性を構築できることも特徴です。

看護の特徴

学べる看護

脳神経外科は原発性脳腫瘍と他臓器からの転移による転移性脳腫瘍の治療を行っています。原発性脳腫瘍の発生率は人口10万人に対して3.5人と他臓器がんに比べて極めて少ないですが、専門の治療を受けるため県内外から多数の患者さんが入院されます。

同じ病名でも腫瘍の発生する部位により症状や予後などが異なるため、患者さん1人1人に合わせた看護を考え、実践していかなければなりません。また術後の急性期から回復期、終末期まで様々な病期の患者さんがいるため、たくさんの知識を得ることができるのも特徴です。

麻痺や高次機能障害によりADLが低下している患者とその家族が安心して退院できる環境を整えるためコメディカルスタッフと連携して支援が行えるように日々取り組んでいます。

・化学療法、放射線治療、

 周術期の看護

・コメディカルスタッフと連携した

 退院支援

・全国的に症例の少ない脳神 

 経外科領域における悪性腫  

 瘍の看護

・身体機能喪失による日常生 

 活援助が必要な患者の看護

 

泌尿器科ではロボット支援手術を取り入れており、その件数は年々増加傾向にあります。手術で尿路を変更し、人工膀胱を造設する場合もあります。皮膚・排泄ケア認定看護師と連携を取りながら、手術前から精神面のサポートも含め、積極的に取り組んでいます。尿道カテーテルや腎ろうを留置したまま退院する患者さんに対しては、退院後の生活に不安がないようその方らしさを尊重した自己管理方法を考え、指導やケアを実践しています。

・周術期看護   

・泌尿器系の人工膀胱の管理 

 と患者指導

・化学療法  

・陽子線治療

IVRでは肝細胞癌に対して肝動脈塞栓術、ラジオ波焼灼術、肝動注化学療法などの侵襲が少ない治療を行っています。繰り返し治療を行う患者さんや、動注ポートの抜針指導を行っています

外来でも継続した治療が必要であり、入院中からのサポートや退院後の生活指導なども行っています。IVR科は2017年3月より当病棟で治療することになったため、病棟スタッフも日々勉強しています。

・肝細胞癌に対する切除以外の治療と患者指導

・動注化学療法と患者指導

病棟の雰囲気

ありがとう を言葉にして、気持ちよく働くことのできる職場をスタッフ全員が心がけています。

優しい対応 が自慢です。

親睦を深め、日頃の疲れを癒やすため、「お疲れ様会」や「納涼会」などの食事会を開催しています。

プレゼント交換やクリスマス、ハローウィンなどのイベントも楽しんでいます。

前へ次へ