別棟緩和ケア病棟
病棟紹介
緩和ケア病棟は全室個室で、院内に2病棟50床あります。別棟は病院棟とは離れた敷地にあり、全室庭に面しており花や木の実で季節感を感じ、鳥や猿が遊びに来る自然豊かな環境です。
緩和ケア病棟は、主にがん終末期患者さんを中心に家族を含めて身体的・心理的・社会的なつらさ
の緩和を目標に「自分らしい生き方、考え方」を大切に過ごせるようケアをしていく病棟です。
・看護師は経験3年目以上の看護師が配属され、経験を活かした看護を実践
・緩和ケア認定看護師・がん看護専門看護師が複数在籍
・看護助手は5名在籍。患者ケアのスキルが高く、夜間や休日も勤務
・病院内のボランティアと協働して夏祭りやクリスマス会などのイベントや週1回のお茶会を開催
看護の特徴 |
学べる看護 |
患者さんやご家族との関係性を大切にしています。どのような状況でも、嬉しさや楽しさ、つらさや悲しみを共有することで、様々な出会いや学びを経験します。患者さんやご家族との関わりの中で得られるほっこりとした笑顔に癒されています。同時に豊かな自然からも、日々の活力を得ています。 一般病棟に比べて病床数が少ない為、患者さん・ご家族の状態が把握しやすく、個々の患者さんのペースに合わせたケアを行っています。 症状コントロールが必要な患者さんが多く、多職種を含めたチームワークを活かした看護を提供しています。 病状が進む患者さんを見守るご家族の負担を軽減し、最期の時間を大切にできるように心掛けています。
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・終末期の患者さんとご家族の看護を集中して学ぶことができます。 ・苦痛症状に対する症状緩和について知識と技術を深めることができます。
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病棟の雰囲気
グリーフケアー
年1回に茶話会(遺族会)開催しています。各病棟60名ほどのご家族を迎えて患者さんのご家族が今抱えている気持ちを聞くことができ、患者さんとの思いを語る場を創っています。
支え合う体制
緩和ケア病棟の看護師はジレンマを抱えながらも、イキイキと働く為に、スタッフ間の会話を増やすようにしています。想いを共有して深め合い、視点を変えてみることで気持ちが楽になることがあります。
カンファレンス
毎日多職種カンファレンスが行われています。看護師はチーム医療の推進・調整役であることを認識して、患者さんやご家族へよりよいケアが提供できるように日々奮闘しています。
亡くなる患者さんの多い病棟でもある為、スタッフの気持ちの整理の場としてデスカンファレンスを毎月 開催しています。