研究活動

主な研究内容

1)肺がんに対する至適リンパ節郭清およびリンパ節分類の細分化と予後

肺がんに対する標準手術は、肺葉切除およびリンパ節郭清です。当科では、肺がんの進行度に応じてどの領域までリンパ節の切除を行うことが最適か研究しています。また独自にリンパ節の細分化を行い、手術成績との関連がないかについても研究しています。

2)肺がんの遺伝子プロファイルと外科治療

当科はプロジェクトHOPE(別項参照)に参加し、肺がんの遺伝子プロファイルと外科治療成績に関して研究しています。

3)気腫合併肺がんの手術危険性評価

喫煙による肺気腫に合併する肺がんは、肺炎などの術後合併症の頻度が高くなることが分かっています。肺気腫の重症度と術後合併症の相関に関して研究しています。

4)間質性肺炎合併肺がん

間質性肺炎に合併する肺がんは予後が悪いことが分かっています。なかでも術後に発症する間質性肺炎の急性増悪は致死率が高くなっています。間質性肺炎の急性増悪と手術に関する研究を行っています。

5)高齢者肺がんの外科治療

高齢社会と言われる本邦において、高齢者のがん治療をいかに行うかは重要な課題です。当科は高齢者肺癌に対する外科治療の安全性と有効性を評価するための多施設共同前向き
調査研究に参加し、高齢者肺がんの外科治療に関して研究しています。

6)肺高悪性度神経内分泌がんの臨床病期学的検討

小細胞がんや大細胞神経内分泌がんは高悪性度神経内分泌がんに分類され、一般的な腺がん、扁平上皮がんと比べ、予後が悪いことが分かっています。高悪性度神経内分泌がんの臨床的および病理学的な特徴に関して研究しています。

7)転移性肺腫瘍に対する外科治療成績と適応拡大

肺は様々ながん腫の転移頻度の高い臓器です。当科は転移性肺腫瘍に対して、原則として①原発巣がコントロールされている。②予定手術で全病変の切除が可能である。③肺以外に遠隔転移がない、或いはコントロールされている。④全身状態が手術に耐えられる。の適応の元、積極的に切除を行っており、外科治療成績および適応に関して研究しています。

関連情報

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論文

呼吸器外科

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