作業療法士

作業療法士の業務

作業療法とは、作業活動を通して、身体や上肢機能・精神的側面、日常生活動作、家事動作などの回復・維持を図るリハビリテーションの1つです。患者さんにとって意味ある活動を通して手や身体の機能を高めること、食事・排泄・更衣・入浴・炊事・洗濯などの安全で効率的な方法の検討・練習や、自助具の作製、福祉用具の紹介などをおこなっています。また復職・復学など社会復帰のために必要な活動の支援もおこなっています。

対象と内容

・脳腫瘍による麻痺や高次脳機能障害
・乳がん術後の肩関節運動障害
・頭頸部がん(舌がん、咽頭がんなど)における頚部リンパ節郭清後の肩の運動障害
・乳がん・婦人科がん・皮膚がん術後などのリンパ浮腫
・骨・軟部腫瘍術後(患肢温存術後、四肢切断術後)及び骨転移
・脊髄腫瘍による四肢麻痺、対麻痺
・がんそのもの、もしくは治療の過程でもたらされる神経障害
 (腫瘍の直接の浸潤、癌性末梢神経障害、化学療法の副作用による末梢神経障害)
・緩和ケアにおける生活の質の維持・改善のための支援 など

リハビリテーション部門について

リハビリテーション部門について