研究活動

主な研究内容

1)局所進行上顎洞原発扁平上皮癌に対するCDDPの超選択的動注と放射線同時併用療法の研究

進行した上顎洞癌にCDDP(シスプラチン)という抗癌剤を動脈を介して直接投与しながら同時に放射線療法を行う治療方法の有効性を検証するために多施設共同で症例登録を行っています(JCOG1212)。

2)咽喉頭表在癌に対する内視鏡下切除の標準化に関する研究

近年、内視鏡技術の進歩にともない、従来、頸部外切開での手術や放射線療法が行われていた咽喉頭の表在性の癌を、口腔内から内視鏡下に切除することができるようになりました。この切除は、嚥下や音声機能の後遺症が少なく、治療期間が短く低侵襲な治療です。この治療を標準化するために、多施設共同で症例登録を行っています。

3)舌癌の厚みと予防的頸部リンパ節郭清術の適応に関する研究

舌癌の厚みが4㎜を超えると頸部リンパ節転移の頻度が増すことがわかっています。頸部リンパ節転移のない舌癌に対して、予防的に頸部リンパ節郭清術を行うことの意義を明らかにするために多施設共同で症例登録を行っています(JCOG1601)。

尚、当院で行われている試験や治験の詳細については、「静岡がんセンターで実施している臨床試験・治験の情報」のページ、または「倫理審査委員会で実施情報の公開が必要とされた研究の情報」のページをご覧下さい。

関連情報

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論文

頭頸部外科

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