レジデント向け情報

研修の特徴

 麻酔科専門医研修制度は、平成27年から大きく変わり、4年間のプログラム制となりました。基幹研修病院の要件も厳しくなり、また複数施設のローテーションが必須となり、当センター麻酔科は平成29年度からは下記の4つのプログラムの関連研修施設となりました。したがって、当センター独自のレジデント制度には参加していません。
 このうち、静岡医療センター麻酔科の研修プログラムは静岡県東部の3病院(静岡県立静岡がんセンター、国立病院機構静岡医療センター、順天堂大学附属静岡病院)と静岡こども病院を研修施設とするプログラムで、静岡県東部在住のままで研修が完結します。研修基幹施設は静岡医療センターとなり、4年間のうち静岡がんセンターでの研修は最長で2年間となります。
 ほかの3つのプログラムは各大学麻酔科が研修機関施設であり、各プログラムリーダーとの協議により当センターでの研修期間は各プログラムが指定する期間となります(最長2年)
 なお、静岡県医学奨学資金貸与者については、静岡医療センター及び浜松医科大学のプログラムに登録した場合、当センターでの研修期間は返還免除期間に繰り入れることができます。

  1. 静岡医療センター麻酔科専門医研修プログラム

  2. 浜松医科大学医学部附属病院麻酔科専門研修プログラム

  3. 岡山大学病院麻酔科専門医研修プログラム

  4. 慶応義塾大学病院麻酔科専門医研修プログラム

麻酔科専門医研修の場合は、当センターでの研修期間の身分は当院規定による非常勤医師となり、他科のレジデントと同じ給与体系となります。
 なお、当センターはがん専門病院であり、症例は大部分が全身麻酔による成人のがん切除術です。手術は全身の臓器に亘っていますが、大腸がんの大部分はロボット支援を含む腹腔鏡下手術であり、肺がん、胃がん、肝がん、子宮がん、食道がんも体腔鏡下手術の割合が増え、前立腺切除、胃がん部分切除はロボット支援手術に代わってきております。また低侵襲手術の増加、および周術期抗凝固療法の適用により、徐々に硬膜外併用麻酔の件数は減少しております。麻酔専門医取得に必須の小児、心臓血管、帝王切開麻酔はありませんので、研修プログラムの他施設で研修を行っていただきます。

魅力ある研究環境

敷地内に静岡がんセンター研究所が併設され、バックアップもあり、臨床研究が容易にできる環境が整っています。麻酔科では、より良い周術期管理・術後鎮痛を目標に、日々創意工夫を行っています。手術の低侵襲化が進む傍ら、麻酔自体の低侵襲化を目指し、当センター研究所と連携し周術期麻酔合併症の軽減に向けた臨床研究を現在行っています。
 また、過去にはマルチオミクス解析を用いた麻酔薬のアポトーシス誘導に関する研究なども行ってきています。

麻酔科

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