新型コロナ感染症について 患者さん・ご家族へのお願い
2024年5月24日 病院長
新型コロナ感染症は2023年5月8日より、分類がインフルエンザなどと同じ5類に引き下げられました。
しかし、病院は一般社会と異なります。特にがんの患者さんが新型コロナウイルスに感染すると、がん治療が遅れるだけでなく、重症化するリスクが高くなります。現在治療中、またはこれから治療を受けるがん患者さんには、感染を避けるよう十分注意していただく必要があります。
一方で、コロナ感染症の重症化率の低下や感染状況が落ち着いていることから、5月27日より面会や付き添いの制限を一部変更いたします。詳しくは「新型コロナウイルス感染症対策のための外出泊や面会等の制限のお願い」をご覧ください。これまでと同様に入館時の体調チェックは行います。多くのがん患者さんが診療を受けるがんセンターという特殊な環境であることをご理解くださいますようお願いいたします。
- 入院や手術など、がんの治療の1週間前からは、人に接することを極力控える、人混みを避ける、会話時には必ずマスクを着用するなど、慎重な感染対策をお願いします。
- 同居のご家族から感染する患者さんが多くいらっしゃいます。同居のご家族も、患者さんと一緒に感染対策をお願いします。
- 当院に受診・入院予定のある患者さんや同居のご家族が感染した場合、必ず病院にご連絡下さい。当院の定める(自宅)待機期間は、感染した場合は発症日から7日間、同居のご家族が発症した場合はご家族が診断された日から7日間です。この期間中は、可能な限りご家族との接触を避け、緊急時以外の来院をお控えください。病院内には抵抗力の落ちた患者さんが多くいらっしゃいますので、ご協力ください。