陽子線治療のしくみ
まずイオン源で水素ガスより陽子を作り出し、これを線型加速器で加速させます。
線型加速器で加速された陽子は、次にリング状の加速器(シンクロトロン)で1秒間に地球を4周まわるくらいの速さまで加速させます。
治療に必要なエネルギーまで加速した陽子は陽子線となって、真空パイプ中を通りながら電磁石で曲げられ、各照射室に運ばれます。
陽子線照射装置では、陽子線を病巣にあわせた形に「たて・よこ・深さ」の3方向に広げて病巣のみを狙います。
陽子線治療とは ⇐ ⇒ 陽子線治療に使用する装置