地域連携クリティカルパス

地域連携クリティカルパスとは、患者さんが身近な環境で質の高いがん医療を受けられる医療提供体制を推進する観点から、がん診療連携拠点病院等と地域の医療機関が、がん患者さんの退院後の治療を共同で行うように、あらかじめ作成・共有された計画のことです。この計画に基づき、適切な情報提供を行いながら、共同した診療を実施しています。
地域連携パスの策定については、当院を含む県東部の拠点(推進)病院である沼津市立病院、順天堂大学静岡病院、静岡医療センターと共同して共通のパスを策定することで合意し、県東部地域の診療所等の医療機関の意見も聞いた上で、5大がんの地域連携パスを策定しました。パスの運用については、平成23年7月より実施しています。

計画策定病院

・静岡がんセンター
・静岡医療センター
・沼津市立病院
・順天堂大学静岡病院

地域連携クリティカルパスの種類

胃がん STAGEⅠ
肺がん STAGEⅠB
大腸がんSTAGEⅠ・Ⅱ(抗がん剤なし)
大腸がんSTAGEⅡ・Ⅲ(抗がん剤あり)
肝臓がん 急性期用(治療後おおよそ1~3年適用)
肝臓がん 安定期用(治療後状態が安定したと判断した時点で切り替え)
乳がん

 

実績

胃がん 64件
肺がん 2件
大腸がん 289件
肝臓がん 9件
乳がん 521件
885件

平成23年度~令和5年度の実績

診療案内

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