国際規格「ISO 15189(臨床検査室)」を認定取得しました

2016年12月13日
静岡県立静岡がんセンター

静岡がんセンターは、臨床検査室認定機関より国際規格「ISO 15189(臨床検査室)-品質と能力に関する特定要求事項)」に基づく審査を受け、当院の臨床検査部は、12月8日、ISO 15189の認定施設となりました。

ISO 15189とは、臨床検査に特化した国際規格であり、品質マネジメントおよび臨床検査の種類に応じた技術能力を満たしていることを保証する証となるものです。今回の認定取得により、保険診療の検体検査管理加算の施設基準として定められている国際規格に基づく外部精度管理が実施されているものとして取り扱われるものとなります。

当院は2002年の開院以来、多職種によるチーム医療をベースに医療を提供しています。質の高いがん診療を実践するには、医師・看護師のみならず薬剤師や検査技師、放射線技師、理学療法士、社会福祉士など院内のあらゆる職種の職員が専門性を発揮し、個々の患者さんの状態に合わせた医療を提供することが求められており、医師は臨床検査データを用いて日々重要な判断を下しています。正しい判断に必要な信頼性と安全性の高い検査を提供することが臨床検査部の役割です。今回の認定によって、院内の職員が携わる臨床治験や国際共同研究など、国際的にも大きく役立つことと考えています。すべての患者さんとその診療に責任を持つ臨床医のニーズこたえられるよう、新たながん治療法の開発にも寄与できるよう、チームが一丸となって努力して参ります。

【認定取得の概要】
 1)認定機関:公益財団法人日本適合性認定協会
 2)認定名:国際標準化機構 ISO 15189
 3)認定されたもの:静岡県立静岡がんセンター 臨床検査部
 4)認定日:2016年12月8日

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※本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
静岡 県立静岡がんセンター マネジメントセンター 医療広報担当  TEL 055(989)5222

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