静岡がんセンターとファルマバレーセンターのイメージキャラクター 「ファルマの王子様と王女様」誕生 ~富士山の世界文化遺産登録を機に~
2013年7月18日
静岡県立静岡がんセンター
公益財団法人 静岡県産業振興財団 ファルマバレーセンター
静岡がんセンター開設以来、11年が経過いたしました。この間、約2万人の患者さんの治癒を達成し、一方、約1万人の患者さんの最期を看取らせていただきました。治療を受ける患者さんやご家族にとって、富士山の存在は大いなる癒しにつながっています。また、静岡がんセンターでは、地域の医療健康産業の活性化により、患者さんや住民の方々の健康増進や疾病克服の活動を進めるファルマバレープロジェクトを推進しています。
この度の富士山の世界文化遺産登録を機に、職員の心を込めたイメージキャラクターとして、患者さんやご家族に寄り添ってがんと闘う“ファルマの王子様と王女様”を制作いたしました。王子様は、積極的な治療の代表として、剣が手術のメスを、弓矢が放射線治療を、鉄砲が抗がん剤治療をイメージしています。一方、王女様は、ハートのシンボルを持ち、身体や心のケアをイメージしています。いずれも、富士山をあしらった帽子をかぶり、ベルトやコートには、静岡がんセンターのシンボルマークである「心」が飾られています。これらのキャラクターは、患者さんやご家族の心を和ませる存在として、静岡がんセンターやファルマバレープロジェクト関連の随所に用いられる予定です。
デザイン制作者のコメント(疾病管理センター 看護師長 廣瀬弥生、阿多詩子)
暗い気持ちで病院を訪れる患者さんが、少しでも明るい気持ちになれるように、そして、このキャラクターを見た職員が、患者さんに明るく接することができるようにと願っています。
<ファルマの王子様と王女様シリーズ>
[プロファイル]
静岡県立静岡がんセンター:2002年9月に開院、陽子線治療、手術支援ロボット・ダヴィンチなどの高度な先進医療を提供するがんの専門医療機関。2013年4月より特定機能病院。現在、緩和ケア病棟50床含め総ベッド数589床。最先端の治療から心のケアまで全人的な治療を行っており、患者さんに寄り添った医療を目指しています。また、がん診療レベル向上のため、医療現場で必要とされるケア用品や医療器具のアイデアを募集し、ファルマバレーセンターを通じて企業と研究開発したものを製品化する取り組みを行っています。
ファルマバレーセンター:静岡県東部を中心に医療・健康産業の振興と集積を図るファルマバレープロジェクトを推進するため2003年4月に設置された県の支援機関。①健康基盤づくり、②ものづくり、③ひとづくり、④まちづくりの視点で各プロジェクトを推進しています。ものづくりの分野では、企業の新機種開発、橋渡し研究そして医療者や患者がベッドサイドで必要とする臨床現場発のアイデアを積極的に取り入れたものを製品化する支援をしています。
プレスリリースPDFはこちら → (PDFファイル:195KB)
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※本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
静岡 県立静岡がんセンター マネジメントセンター 医療広報担当 TEL 055(989)5222