ナースマンも活躍

望月 裕也

 男性スタッフの数は年々増加傾向にあります。同性の先輩は相談しやすく、自分も日々助力をいただいており、仕事に励む大きな支えになっています。
当院では、患者・家族を支えるために多くの職種が勤務しており、様々な部署が密に連携を取っています。また、スタッフが皆誠実に仕事に向き合っており、私も自分の仕事に誇りをもって働くことができます。
 静岡がんセンターには専門看護師、認定看護師がおり、看護師が受ける研修ではがん看護に必要な専門的知識を学ぶことができます。さらに、当院には認定看護師教育課程があるため、将来のキャリアアップも視野に捉えながら仕事をすることができます。

加納 聡樹

 静岡がんセンターでは、男性看護師の数が年々増え、各々の部署で活躍しています。私の働いている頭頸部外科・食道外科では、男性の摂食・嚥下障害看護認定看護師が在籍しており、何か困ったときや相談事があるときは気軽に話し合える環境となっているのが、とても心強いと感じています。先に述べた認定看護師などのキャリアアップや教育環境が整っており、認定看護師として活躍されている男性看護師が多く在籍しています。認定看護師をはじめとする専門性の高い看護師や他職種スタッフと患者さんとの関わりを見ることで、看護師として成長できる職場であると実感しています。さらに、部署を超えた男性看護師同士の交流会があり、そこで様々な先輩の話を聞くことで自分のキャリアについて考える良い機会となっています。女性の看護師の方が多い職場ではありますが、各部署での男性看護師の活躍や交流会もあり、男性看護師にとってとても働きやすい環境であると感じています。

佐野 裕貴

 GICUには、術後管理や集中治療管理が必要な患者さんが入室されます。様々な科の術後の状態反応や重症病態を学ぶことができ、緊張感も強いのですが看護のやりがいを強く感じています。今後も知識と技術をステップアップしていきたいと考えています。
 GICUに入室された患者さんは、ドレーンやチューブ類が複数挿入されていることもあり全身状態を観察する際や処置を行う際に羞恥心を抱きやすい環境でもあります。そのような状況でも、患者さんの視点を重視し、女性看護師と連携して看護介入を行うことができています。男性看護師であったとしても性差で困ることはなく、働きやすい環境だと思います。また、男性看護師の方が関わりやすいと感じる患者・家族とのコミュニケーションや、体位変換やリハビリの際の力仕事、患者・家族と関わるうえでの男性ならではの視点など、男性看護師だからこそ活躍できることもたくさんあります。ぜひ一緒に働きましょう!