海外研修

海外における先進的な医療や看護業務を学ぶことができる

静岡がんセンターの看護部では、海外における先進的な医療、看護業務を学ぶため、海外研修を行っています。海外研修にかかる旅費や研修受講費等の研修費用は、病院の負担で研修が実施され、必要な場合は、通訳費用についても病院費用で対応しています。
海外研修の中で、特に米国M.Dアンダーソンがんセンターへの研修は毎年2~3名の看護師が研修に赴いています。(M.Dアンダーソンがんセンターは、テキサス州ヒューストンにある42の様々な医療施設が集まる世界一の巨大医療センター、テキサス・メディカルセンターの中のひとつ。世界有数のがん専門病院として知られています。)

先輩の声

河村 奈緒

 静岡がんセンターには、海外派遣研修制度があります。私は、2018年8月末から、J-TOP(Japan Team Oncology Program)のM.Dアンダーソンがんセンター留学研修プログラムに参加しました。M.Dアンダーソンのがん患者さんに対するチーム医療体制を見学し、リーダーシップ、キャリアビジョンの考え方などを学びながら、自分たちもチームビルディングを体感する研修でした。
 5週間という長い期間、所属の病棟を離れることになり、多くの負担を掛けることになりましたが、皆の支えがあり参加することができました。研修に行くべきか、行けるのか、様々悩みましたが、研修を受けたことでできた仲間や開けた道で、今活動しています。
 支えてくれたスタッフ、応援してくれたスタッフに感謝しながら、研修での学びを看護に活かし、患者さんや家族、そして周りのスタッフへ還元できるように日々努めています。
海外研修の参加を考えている方がいましたら、是非ご検討ください。