【講演】ランチョンセミナー:がんゲノム医療の現場から(日本人類遺伝学会第62回大会)

2014年1月から開始された、静岡がんセンターのプロジェクトHOPEの臨床研究は、第一次となる3年間で3000症例の臨床情報を数台の次世代シーケンサーにより全エクソンの解析が終了しました。この結果等について、日本人類遺伝学会第62回大会のランチョンセミナーで講演いたします。

日本人類遺伝学会第62回大会
ランチョンセミナー2

1、日時:2017年11月16日(木)12:10~13:10

2、会場:神戸国際会議場 第3会場(4階 401+402)

3、演題:がんゲノム医療の現場から-3000症例の解析結果-

4、座長:具嶋 弘 先生(医薬基盤・健康・栄養研究所 アドバイザー)

5、講演者:山口 建 先生(静岡県立静岡がんセンター 総長)

6、要旨:近未来におけるがんゲノム医療の在り方について述べる。
2001 年ヒトゲノム・遺伝子解析研究倫理指針をとりまとめて以来、がんゲノム医療の現場で診療活動に従事し
てきた。2013 年の指針改正により、遺伝子変化と臨床データとの突合が容易となり、次世代シーケンサーの
進歩も相まって、2014 年1 月より単一医療機関での包括的がんゲノム医療研究 Project HOPE を開始した。
現在進行中の第一期研究では、静岡がんセンターで手術を受ける固型がん患者を対象に、研究に同意し、かつ、
手術材料が入手可能な症例を解析した。研究体制は専従40 名、総数450 名でセンターの医療技術者の約半
数が参加している。
2017 年6 月末の時点で、登録数は3885 症例。このうち3022 症例、3174 サンプルの解析結果をまとめた。

7、参加費用:学会のHPをご覧ください。詳しくはこちらです。


   

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