がん看護エクセレントプログラム
Ⅰがん看護エクセレントプログラム（SCC）とは
高度な医療が展開される現代のがん医療において、実践力を発揮する認定看護師を育成するために、静岡がんセンター認定看護師教育課程が実施するがん看護力強化のポスト認定プログラムです。開催は2年に1回行っております。このプログラムは講義編と実践編の2つで構成され、講義編を終了した後、実践編へ進むことができ、年度を超えて受講も可能です。講義編または実践編を終了すると、日本看護協会の認定看護師資格更新要件である自己研鑽の実績として申請することができます。対象は、講義編は全分野の認定看護師とし、実践編は静岡がんセンター認定看護師教育課程にある皮膚・排泄ケア分野、緩和ケア分野、がん薬物療法（がん化学療法）看護分野、がん放射線療法看護分野、乳がん看護分野の認定看護師としています。
Ⅱがん看護エクセレントプログラム（SCC）の概要
１.全体の構成と内容
がん看護エクセレントプログラム（SCC）“Program for Excellent Cancer Nursing（SCC）”は、講義編と実践編の二つで構成しています。
講義編
近年の医療の動向から実践力に関係する情報・知識について、静岡がんセンターの医療者、あるいは全国的に著名な医療者関係者による講演を行います。
実践編
コース別に、静岡がんセンターで各分野の認定看護師を指導者として実践研修を行います。
皮膚・排泄ケアコース（Course for Wound, Ostomy, Continence Care）
緩和ケアコース（Course for Palliative Care）
がん薬物療法看護コース（Course for Chemotherapy and Immunotherapy
Nursing）がん放射線療法看護コース（Course for Radiation Therapy Nursing）
乳がん看護コース（Course for Breast Cancer Nursing）
2.がん看護エクセレントプログラム（SCC）の称号について
講義編、実践編の両方の修了者は、エクセレントナース（SCC）＊と称します。
＊エクセレントナース（SCC）は、特定の分野において高度実践看護を担う看護師に対して付与される静岡がんセンター独自の名称です。
皮膚・排泄ケアエクセレントナース “Excellent nurse of WOC（SCC）”
緩和ケアエクセレントナース “Excellent nurse of Palliative Care（SCC）”
がん薬物療法看護エクセレントナース “Excellent nurse of Chemotherapy and Immunotherapy（SCC）”
がん放射線療法看護エクセレントナース “Excellent nurse of Radiation Therapy（SCC）”
乳がん看護エクセレントナース “Excellent nurse of Breast Cancer（SCC）”
３.エクセレントナース（SCC）の役割
１）専門性の高い知識と技術で医師と協働し、がん患者の諸問題の解決を図る。
２）専門分野のケアにおいて、多職種チーム医療をleadする。
３）患者の受けているがん医療を理解して、全人的で最適な専門ケアを提供する。
Ⅲ.認定看護師資格更新時のポイント申請
講義編、実践編の研修を修了した者にそれぞれの受講証を交付します。
本プログラムへの参加は日本看護協会認定看護師認定更新審査自己研鑚ポイントの換算表に基づき、講義編、実践編として、それぞれ申請することができます。
開催実績 第4回 がん看護エクセレントプログラムのご案内
お知らせ：今回は、講義編のみ開催しました。
講義編
その他
① 当日は公共交通機関（最寄駅から静岡がんセンター行のバス）が祝日運行となり本数が減少しているため、自家用車の利用が可能です。病院外来駐車場をご利用ください。（有料）
② 本研修の全行程を受講された方には参加証を交付致します。30分以上遅刻・早退された場合は、「受講証」を発行できません。
プログラム内容
お問い合わせ
〒411-0934 駿東郡長泉町下長窪1002-1 静岡県医療健康産業研究開発センター内
静岡県立静岡がんセンター 認定看護師教育課程 事務担当
TEL：（055）980-5191
E-maill : ninteikango@scchr.jp
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