あいさつ

麻酔科部長 挨拶

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麻酔科部長
        玉 井  直

 麻酔科医は、診療科の特徴として「チーム医療」を常に意識して診療していますが、特に静岡がんセンターでは、2002年の開院以来、患者中心の「多職種チーム医療」を最重点に掲げて診療を実践しています。麻酔科医も外科医やコメディカルのスタッフと協働して、強い信頼関係を築いて、診療チームの一員としてがんの治療に参画しています。
 静岡がんセンター麻酔科では、毎日常勤麻酔科医師が、術前診察室において全症例の患者さんの診察・評価を行い、また、リハビリテーション科、循環器内科、呼吸器内科、脳神経内科、歯科などのサポートを受け、医師だけでなく、多職種によるチーム医療の中で周術期合併症の予防に努めています。
 がんセンターの麻酔科は、他の分野の手術に比べ「麻酔時間が長い」と敬遠されがちですが、静岡がんセンターでは同一外科チームにより多数の手術が行われており、一般病院に比べ、難易度の高い手術でもかなり手術時間は短縮され、また術後合併症も少ないのが特徴です。
 また、当センターはがん診療に特化されているため、夜間休日の緊急手術の数は少なく、さらに麻酔科に当直業務はなく、夜間、休日の待機業務は常勤医が分担し、宅直で待機することにより、QOLの高い生活が可能です。加えて、24時間保育体制も整っており、女性医師にも働きやすい環境にあります。
 なお、麻酔科専門医研修プログラムは、静岡医療センター、順天堂大学静岡病院、浜松医科大学、慶應義塾大学、岡山大学、静岡県立総合病院のプログラムに関連施設として参加しています。

麻酔科紹介

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