放射線・陽子線治療センター 医師募集

放射線・陽子線治療センターの紹介

放射線・陽子線治療センター(以下放陽治センター)では常勤の放射線腫瘍医を募集しています。当院の放射線治療部門には放射線治療科、小線源治療科、陽子線治療科の3診療科がありますが、放陽治センターとして一体化した運営を行っています。

放陽治センターではすべての領域のがんに対して、放射線治療のほぼすべてのモダリティを用いて、各臓器の専門診療科とともに多くの患者の質の高い診療に当たっています。1年間に新たに治療を始めた患者は1400名を超え、年間のべ患者数も2000名に達しています。

  放陽治センターでは4台のリニアックを用いています。2台のTrueBeam® による通常照射とIMRT、TrueBeam-STx®による定位照射とIMRT, RadixactTMによるIMRTと追尾照射を行っています。近年は特に高精度放射線治療の件数が増加しています。

小線源治療は高線量率小線源装置、前立腺シード治療を用いて治療を行っています。治療室にCTを設置し、画像誘導小線源治療を行っています。婦人科がんでは腔内照射併用組織内照射も実施しています。    

  陽子線治療は2003年以来の実績をもとに、優れた線量分布をもつ陽子線治療の特徴の生かせる疾患の治療(保険診療および先進医療)を実施し、保険診療の適応拡大に取り組んでいます。

 また非密封アイソトープを用いた内用療法については、177Luによる神経内分泌腫瘍や131Iによる甲状腺がんの治療に取り組んでいます。

以上の治療は各専門診療科とカンファレンスを通して治療方針を決めます。そして毎朝、新患の放射線治療の方針と治療計画の確認を行い丁寧な診療に努めています。

  一方、臨床研究についてはJCOGなどの国内の主要臨床試験グループに参加しています。また特定臨床研究も放陽治センターとして開始し、新たな治療方法の開発に貢献しています。ASTROやJASTROを含めた学会活動も積極的に行って、情報発信に努めています。

  放射線治療部門には多くの医学物理士・診療放射線技師・看護師が勤務しており、これらの多職種によるチームワークにより患者の診療に当たっています。

  このように当院での放射線腫瘍医としての勤務は、各自の経験に応じて、幅広い領域の診療に携わることができるとともに、一方では専門性を極めることが可能となります。

  このような状況の中、放射線治療部門の業務は更に増えてくる見込みであり、広く放射線腫瘍医を募集します。チーム医療を実践して、情報発信に取り組んでいただける人材を求めています。

募集内容

1 応募資格等

・概ね45歳までの放射線治療専門医の資格を有する方,あるいはこれと同等の能力を有すると見込まれる方

2 採用予定日 応相談
3 病院概要(R5.4.1現在) 病床数615床
医師数257名(常勤スタッフ158名、チーフレジデント23名、
レジデント他76名)
4 身  分 地方公務員(静岡県職員)
5 配  属 静岡県立静岡がんセンター 放射線・陽子線治療センター
6 待  遇 県給与条例(医療職給料表)等による医師経験年数を考慮して職位等を決定
7 選考方法 当センター医師等採用委員会による書類選考及び面接選考
8 その他 受動喫煙対策:有り(敷地内禁煙) 

お問い合わせ

静岡県立静岡がんセンター  総務課企画人材班
電話:055-989-5743(直通) ● E-mail:scc-jinzai@scchr.jp
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センター紹介

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