第78回 保健文化賞(団体の部)受賞「静岡がんセンター よろず相談」
2026年9月1日
静岡県立静岡がんセンター
この度、「静岡県立静岡がんセンター 疾病管理センター よろず相談」がその設置や運営に尽力したとして山口建名誉総長を代表者として「第78回 保健文化賞(団体部門)」を受賞することになりました。保健文化賞は、保健衛生を著しく向上させた団体あるいは個人に対して表彰される賞で、第一生命保険株式会社が主催し、厚生労働省、朝日新聞厚生文化事業団、NHK厚生文化事業団が後援する長い歴史のある賞です。
受賞理由は、①がん患者・家族支援への先駆的取り組みとしてよろず相談部門を設置し、年間1万件以上の相談に対応してきたこと、②この部門をモデルとして、全国468か所のがん診療連携拠点病院への相談支援センター設置に貢献したこと、③その成果をもとに、がん患者・家族が直面する苦痛・悩み・負担の約600項目に対する助言を取り纏めた『ウェブ版がんよろず相談』を公開したこと、④「よろず相談」が中心的な役割を担う「包括的患者家族支援体制」の展開、という四点です。
2026年度の同賞は、10の団体、5名の個人に贈られ、授賞式は12月に実施される予定です。
【受賞のコメント:名誉総長 山口 建 氏】
静岡がんセンターでは、創設時の理念として「患者・家族の徹底支援」を掲げ、その実践部門として、当時としては全国に先駆けた「よろず相談」を設置しました。その目標は、患者・家族が直面するさまざまな苦痛や悩み、負担を「心通う対話」によって和らげ、解決に向けた支援を実践することでした。
全国初の試みであったことに加え、相談内容には解決が容易ではないものも多く、担当者の苦労は並大抵のものではありませんでした。しかし、こうした活動が評価され、「よろず相談」をモデルとして、全国のがん診療連携拠点病院に相談支援センターの設置が義務づけられるに至りました。また、こうした取り組みが認められ、朝日がん大賞を受賞することもできました。
今回の受賞は、「よろず相談」の歩みとその意義を改めて評価いただいたものと受け止めており、大変光栄に存じます。
●プレスリリース
第78回 保健文化賞(団体の部)受賞「静岡がんセンター よろず相談」(PDF:192KB)
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