2025年度「がん専門看護研修会」開催のお知らせ

アップデートしよう!
免疫チェックポイント阻害薬・分子標的治療薬の副作用ケア
~重篤なサインと受診のタイミングを見極める~

1 目 的
 近年、がん薬物療法は大きく進化しています。
 免疫チェックポイント阻害薬や遺伝子変異に基づく分子標的薬の登場により、従来の細胞障害性抗がん薬との併用療法が進み、がん患者の生存率は着実に向上しています。一方で、こうした治療の高度化に伴い、自宅療養中に重篤な副作用が出現し、対応に苦慮する患者さんも少なくありません。免疫チェックポイント阻害薬や分子標的治療薬の併用療法では対応が遅れると致命的となる「間質性肺障害」、「心筋炎」、「副腎不全」や、“発熱”から始まり、そこから次々起こる様々な症状をいかに早く見極め、的確な受診へつなげるかが看護の重要な役割となっています。
 本研修では、がん薬物療法における最新の治療動向と、看護師が知っておくべき副作用マネジメントの実践知識について学ぶことを目的とし、日々のケアに活かせるポイントを整理し、患者さんとご家族が安心して在宅療養を続けられるような支援のあり方をともに考える機会となるよう、県内の看護師を対象に研修会を開催します。

2 主 催
 静岡県健康福祉部・静岡県立静岡がんセンター

3 内 容

日 時 20025年8月23日(土) 13:00~16:30(受付開始12:30)
場 所 グランシップ 11階 会議ホール・風(静岡市駿河区東静岡2丁目3-1)
対象者 静岡県内に勤める看護師等 200名(先着順)
参加費 無料
内 容 下記のとおり
  講 演 内 容 講  師
1 ここから始まる!がん薬物療法の基礎と進化
~免疫チェックポイント阻害薬・分子標的治療薬のクセを
読み解く~
がん薬物療法看護認定看護師
化学療法・支持療法センター
副看護師長 横山 弘一
2 がん治療中の“発熱”の背景と対応
~発熱時の症状の聞き取りポイント/その発熱は薬剤性?
感染性?腫瘍関連?~
感染症内科部長
医師 倉井 華子
3 免疫チェックポイント阻害薬に特徴的な有害事象とその対処
~心筋炎・副腎不全・1型糖尿病を中心に~
がん薬物療法看護認定看護師
化学療法・支持療法センター
副看護師長 横山 弘一
4 免疫チェックポイント阻害薬と分子標的治療薬に特徴的な
有害事象とその対処
~間質性肺障害、大腸炎(下痢)、皮膚障害を中心に~
がん薬物療法看護認定看護師
5東病棟主任看護師 佐藤 真夕
5 がん薬物療法を受ける患者さんの在宅療養支援
~在宅での不安を減らす!副作用を伝え、備える看護指導~
がん化学療法看護認定看護師
認定看護師教育課程
主任教員 根上 リサ

4 申込み 
 ⑴ 期 日 2025年8月6日(水)まで

 ⑵ 申込み 
       

 ⑶ その他 申込いただきましたら、受付後に「申込完了メール」を送信します。
       定員が超過する場合は、別に連絡しますので御了承願います。

5 その他
 ⑴ 申込締切後、御登録いただきましたメールアドレスに配布資料の御案内を送信します。
   メールが届かない場合には、お手数ですが事務局まで御連絡ください。
 ⑵ 研修会配布資料の転載は禁止させていただきます。
 ⑶ 入力いただいた個人情報は、本研修会のみに使用し、他の目的には一切使用いたしません。

6 問い合せ 
 静岡県立静岡がんセンター 疾病管理センター 鈴木
 電話 0555-989-5222㈹ 内線2118
 E-mail gansogo@scchr.jp

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